赤の女王 2018-06-06 13:39:59 |
通報 |
>レオナルド
(初めてだと述べたその言葉は真実なのだろうと、安心の浮かぶ肩の動きで察することが出来た。次に続いた発言と共に指摘代わりの手の動きで自らの風貌を思い出すと、恥ずかしい見目に思わず羞恥が込み上げハッとした様子で決まりが悪そうに視線を泳がし。「――起きたばかりだったんだ。声が幼かっただろ、だから迷子になったなら直ぐに助けてあげないとって飛び出したんだ」それでも羽織の一枚でも身に着けていればここまで浮いた格好では無かったか、と反省を。「随分と早起きなんだ」自分とは違い余裕のある静かな朝を楽しんでいた事が伺える彼へ視線を向けるとゆるりと口元に笑みを浮かべ褒めるような尊敬するようなそんな口ぶりで続け、「にも拘らず、俺は見っともない姿を見せてしまった」少しだけ肩を持ち上げ情けないとばかりに瞳を細め照れ隠しに頬を指先でぽりと掻きつつ濁すように呟いて。「ともあれ、確り目が覚めた。――良かったらモーニングティーに付き合ってくれないか。今なら未だ皆寝てるだろうからどの部屋だって使い放題、贅沢に使えるよ。着替えたらすぐに行く。」此処であったのも一つの縁、何よりも泣いている幼い子をあやす彼の姿にまた新たな一面を見たようで此処で離れるのは何だか勿体ない気がしてしまった。用事が合っただろうか、それとも、静かな朝を引き続き楽しむだろうか、なんて考えを浮かべながら返事を待って)
(/先日は大変失礼を致しました…!お会いできてとても嬉しいです…!。背後様のご負担にならないまでに、是非お話しさせて下さいませ!。それではどうぞ宜しくお願い致します…!)
トピック検索 |