赤の女王 2018-06-06 13:39:59 |
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>レオナルド
(到着したのは恐らく彼に与えられた部屋、ここに来てからそう時間が経っていないが物でごった返しになっている自分の部屋とは大違いだと整頓された室内をぼんやり眺め。ぎい、とバネを沈めるようにベッドに座り込んで。離れてしまった彼を自然と視線で追いかければ向けられた小箱を数秒見つめ。素面ではとても聞いていられなかっただろう、照れ臭いその内容には笑いで誤魔化す他なく、普段であれば大振りの扇子で顔を隠せたものの洋装であれば持ち合わせて折らずに片手の甲を自らの口元に当てて扇子代わり。「一度拾った畜生は犬でも猫でも最後まで面倒見るのが普通のこと。当たり前のことで褒められる覚えは無いな」口ではそう言えど、クリスマスにプレゼントを貰うなんて予想打にしておらず嬉しくてならない訳で。にやにやと込み上げる嬉しさを片手の甲で隠したままもう片方の手で白い小箱を受け取って。小さなそれに目を向ければ返事なんて聞く気のない俺様な佇まいにて「開けても?」口に当てていた手を下ろせば自らよりも下にある彼の頬を撫でて問い掛けて)
(/それはナイスタイミングでとても嬉しいです…!お返事ペースはどうぞお気になさらずに…!お会い出来るだけでとても嬉しいです!それでは早速お返事をさせて頂きます!お時間が許しますまでどうぞ宜しくお願い致します…!)
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