赤の女王 2018-06-06 13:39:59 |
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(薄らと開いた両の瞳に映る天井の模様が見慣れた木目のそれではないことに気付き、先日から始まったクリスマスパーティの為に城に滞在していたことを起き抜けの脳が思い出す。元より自分の移住先として宛がわれていたであろう一室は、ゲストが不在であっても丁寧な管理を施されておりメイドに部屋まで案内された際は、ぴしりとベッドメイキングを施された寝台や、塵の一つも見当たらない調度品に触れ、多少なりとも驚いたものだ。今現在も体を包む肌触りのいい真っ白なシーツからは嫌味でない程度に柔らかなシャボンの香りが漂う。ややあって、身を起こせば素足の先を絨毯に付け、寝台から降りてベッドサイドの窓辺に向かい。木枠に嵌る冷えた硝子にひたりと掌を当て、透明な板を隔てた外の光景に口角を緩め「…どうりで、昼間の割に薄暗い訳だ」そのまま飽きもせずに、庭園に降り注ぐ粉雪の行方を眺めていたが、控えめに叩かれた扉のノックの音に肩越しにそちらを振り返って緩く笑み)空いてるぜ?
(/お世話になっております。例によって状況説明のロルから投下させて頂きました。この後、パーティー会場に着ていく洋服を衣装室の方で住民様とご一緒に見繕いたいなあと思うので、どなたでも、主様のご気分の住民様とお話させて頂くことは可能でしょうか?今までに交流のあった住民様でしたら、お喋りに来ていただいた体でも。初めてお会いする住民様でしたら、メイドさんから愚息の案内を頼まれた体でも、やりやすいように適当に拾ってやっていただけると嬉しいです。長くなってしまいましたが、ご検討のほどをよろしくお願い致します)
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