赤の女王 2018-06-06 13:39:59 |
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指名/優柔不断故、もし宜しければ主様にお任せ出来ればと。
登録、無登録/登録
名前/Oliver=Scarlet オリバー=スカーレット
年齢/18
性別/女
性格/年齢にしては幼稚な思考と幼子のような拙い喋り。あどけない無邪気さの中に時折ひどく荒れた視線を垣間見せる。特に火や火を連想させるものの前では我を失い、その時ばかりは年相応の言葉遣いを見せるが炎の幻惑に囚われていることが多い為言っている事は支離滅裂。中身は幼いため割合誰にでも容易く懐くが、『最初に出会う人』『最初に優しくしてくれた人』には雛鳥のような一途さを見せ、幾ら嬲られようが必死に媚びる姿勢は凡そ依存といって間違いはない。長い手足でもって抱っこをせがんだり、駄々をこねたり、イタズラしたりとやる事はほぼ幼子のそれ。
容姿/肩までセミロングは現在桃色に染められているものの、何度も染色し直している事から色が抜けやすく酷く傷んでいる。毛先や毛根は所々汚い緑色であったり、紫だったり。灰褐色の瞳は細く、三白眼故に髪色に似つかわしくない凶相。だが口角は意識せずともにっこり上がっており、喜色以外の感情を見せない事に一役買っている。肌色は白いが白人としては至って健康的な白さ。女性的な曲線は無いものの、175cmの長駆とすらりとした手足を持つ。やや肉付きが悪いのは、繰り返す嘔吐が原因。背中と左の太腿に肉の引き攣れた火傷跡。灰色の入院服とピンクのくまちゃんスリッパを着用している。くまちゃんスリッパは幼児用のものであり、爪先がどうにか捉えているだけで履物としては用を為していない。
備考/6歳の誕生日を迎え、いよいよ学校へ通い出すその前日に家族と共に火事へ巻き込まれた。小さな妹は既に声も姿も無く、母を求め父を求め燃え盛る火の中を歩く内に一酸化炭素中毒で意識が途絶えた。次に目が覚めたのは病院ではなく未だ火の中。炎が頬を舐める感覚に怯え母の名を呼び駆け出そうとすると身体が動かない事に気が付き背後を振り返れば背中の上から柱が倒れているのを目にした。そうして黒煙の中恐怖と戦う内にまた気を失い、結果出来上がったのは家族を失った、トラウマ持ちの孤児であった。孤児院から学校と病院を往復するも、日常生活で火と関わらない事などなくその度にパニック障害を起こし最終的に幼児退行で入院。幼い振舞いの理由はそれである。物心ついている時分の事故だが、まだまだ甘えたい盛りであったが為に抑圧されてきたものがトラウマと絡んでリミッターを外れたのだろうと、医者の見解。両親から貰う筈であった愛情を他者から異様に求める傾向にある。何分長身であるが故にその様はある種の痛々しさを誘う。
ロルテ/
_ダディ、マミー…?
(己の背より低い看護師に手を引かれ廊下を歩く。重い足取りは重い心中を如実に体現しており、試しに嫌だ嫌だと駄々を捏ねてみるも先を歩く彼女は慣れたものでそれを宥めすかしながら容赦なく歩みを進めるばかり。最奥の部屋に近付くにつれ薬品の匂いが強く鼻腔を刺激し、覚えのある嫌な匂いに怯えが走った。それは抵抗感から瞬間的な怒りへと姿を変えて「嫌だって言ってるの!」と目を瞑りぎゃんと怒鳴って。そのまま手を振り払い駆け出せば、背後で制止の声が聞こえる。だが知ったもんか。完全に不貞腐れた様子で頬を膨らまし、また一歩駆け出した所で視界がぐらりと揺れた。それを疑問に思う暇もなく暗転に任せ意識を手放せば、頭の鈍痛に叩き起されたのは一面が真っ赤な世界であった。身体が一瞬で硬直し、カタカタと小刻みに震え出す。重なるのは赤は赤でも燃え荒ぶような_、そこでふと胸の詰まるような甘ったるい匂いが鼻をついた。嗅覚がこれは件の火災現場ではないと教え、徐々にクリアになってゆく思考の中でむくりと首を擡げたのは好奇心。徐ろに起き上がり忙しなく手足を動かして生垣に近付けば、成程勘違いの元は大輪の薔薇で。濡れたような艶やかな赤は、美しいけれど矢張り恐ろしさが拭えない。幼心にも現実味の無い世界にじっとり汗ばむ様な不安を覚えれば、思わず辺りを見渡して縋る様な声を絞り出そう)
(/今晩は、お初にお目にかかります。少々扱いずらい娘が出来上がりましたが、素敵な世界観と息子様に居ても経ってもいられず参加希望させて頂きます。また、素敵な息子様に優柔不断が原因してお相手を選ぶ事が出来ず、もし宜しければ主様に選んで頂ければ幸いです。それではご検討の程宜しくお願い致します。)
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