何でも御座れなALL也。

＞＞all
ぐっ…俺は…どうやら生きているようだな　あの状況からよくも生還できたものだ…だが、全く見覚えのない場所に落ちたか…これほど自然が残っている場所など、地上ではエリア・ゼロしかない筈だ…ここは一体…？――考えていても埒が明かん、まずは周りの状況を探ってみるか…

（赤と黒を基調としたアーマーを纏い、腰部分のホルスターに武装（ゼットセイバーとバスターショット）を格納、流れるような長い金髪が特徴的な青年の姿をしたレプリロイドが目を醒ます。しかし、当の本人は些か困惑気味である。先程まで宇宙空間にて、衛星砲台のコアと融合し、衛星砲本体をを地上に落とそうとしていた狂気の科学者と激闘を繰り広げ、コアごと諸悪の根源を討ち果たし、地上を魔の手から救うも、崩壊する柄衛星砲台と共に大気圏に生身で突入した筈だったからだ。
その時に受けた筈の傷も見当たらないうえ、彼の知る地上はこれほど自然に溢れた場所ではないというのも困惑を大きくしていた。頭部を覆っていたメット部分はなくなっていたが、今は些細な問題だろう…ともかく情報が欲しいとその場から移動を開始し）