>団長 (本棚に並ぶ小難しい言葉の羅列に対し差程興味無さそうな目付きで依然口元へと缶ビールを傾けては瓦礫に寄り掛かり。不意に聞こえた台詞の方へ視点を移すと鞄から覗く本の表紙と題名に酷く興味を引かれ目の奥を光らせつつそちらへと歩み寄って) ……団長、それワタシまだ手に取たことないね。……(貸してほしい、とは何となく言えず取り敢えず眼差しのみで訴え)