助手 2018-05-23 21:25:11 |
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……あぁ、そういう約束だったなジョン。有名人ばかりなんだろ?それなら彼らがとても個性的で僕と肩を並べるかもしれないじゃないか
(当然この屋敷に来たことをジョンも喜んでいるものだと思っていたのにジョンにはまた大人しくしろと釘を刺されてムスリと顔をしかめた。早くジョンが乗り気になるように事件が起こればいいのに、と不謹慎なことを考えていると屋敷に設けられた東西二つの入り口が一斉に開く)
『ようこそお越し下さいました、私は東側付きのメイド、マグでございます』
『ようこそお越し下さいました、私は西側付きのメイド、メグでございます』
(東西の扉からはまるで鏡写しのようにそっくりな女性が出てきて、それぞれの扉の前に立ち深々と頭を下げる。二人は陶器のような白い肌をもち整った顔は人形を思わせる。そこに笑顔が貼り付けられてあるのだからより人形のような無機質な不気味さが漂っていた)
『この屋敷にはいくつかのしきたりがございます』
『東側にお泊まりのお客様は東側の扉から、西側にお泊まりのお客様は西側の扉からお入り下さい』
『しきたりを守らなければ仮面に呪い殺されてしまうでしょう』
『『どうかお気をつけ下さい』』
…何が呪いだ、怖いのは呪いじゃないだろ。試しにしきたりを破ってみようか?
(まるで、それこそ人形のように、双子のメイドはきっちりと同じタイミングで頭を下げる。屋敷の雰囲気と相まった不気味さにキャリック他招待客は息を飲んでいた。そんな中でシャーロックは鼻でメイドの言葉を笑い飛ばし、あまり洒落になっていない冗談をジョンに投げ掛けていたのだった。
不穏な空気のまま招待客がそれぞれのメイドに呼ばれてしきたり通り指定された扉から屋敷へと入っていく。ジョンとシャーロックはメグに呼ばれて西側から入場する。同じ西側はジェイミーだけで、残りは東側から屋敷へと招き入れられた)
(/了解です!こちらのレスが状況説明やら場面進行のせいで毎回長くなってしまい申し訳ありません;部屋でお話ししてたくらいの長さで返していただいて問題ありませんので!シャーロックのレスも説明を抜けば事件前と同じくらいの文量かと思います…)
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