助手 2018-05-23 21:25:11 |
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なんだジョン、知り合いか?
(先ほどまで依頼人を邪険に扱っていたはずのジョンは目を離した隙に紅茶までいれて貼り付けた笑顔を向けている。マイケルは慣れた笑顔を浮かべながら「どうも」の一言と共に紅茶を受け取った。一方シャーロックはというものの、相変わらずマイケルが有名スポーツ選手だとは思いもしていないようでズレた言葉をジョンに投げる。だがシャーロックの目は直ぐ様受け取った手紙へと戻され、ジョンにも見えるようにと手紙を移動させた)
「ナタリー・クーパーのチャリティーに協力するな。後悔するぞ。再び惨劇は起こる。呪いの仮面の使者」なるほど物騒な脅迫状が届いたものだ。ご丁寧に新聞を切り抜いて作ってある。30年前の事件が今になって僕に挑んでくるとは…面白い
『すまない、こちらの要件を言っても?今日の夜にそこに書かれているパーティーがあるんだ。参加したいのは山々なんだがそんなものが届いたパーティーに1人じゃ不安だろ?だから護衛をお願いしたい。その手紙を出した奴も見つけ出して欲しいんだ』
(シャーロックの手に握られていたのは無地の便箋に新聞から切り取られた1文字ずつの紙片が並べられた脅迫状だった。シャーロックはこの手紙の内容に心当たりがあるらしく爛々と目を輝かせている。そして依頼を告げられればガウン姿のまま「もちろん」と即答し、素早い動きで今度はジョンの方へと向き直って両肩に手をおいた)
ジョン今すぐ出発の準備だ!これは僕への挑戦状に等しい。行きがげに説明するからまずはここを出るぞ!今すぐに!!
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