禁断の果実

禁断の果実

悪魔  2018-05-21 14:45:41 
通報
神父と悪魔の禁断の恋……。

「───嗚呼、愛しの神父様。」

コメントを投稿する

  • No.46 by グレル  2018-06-26 17:15:26 

────ゴーン、ゴーン、ゴーン。
(ピリピリと肌がひりつく、心臓に深く響く鐘の音に耳を傾けるように目を閉じた。初めの頃は鐘の音など不愉快でしかなかった。だが今は違う、愛しい人が奏でるこの音はとても心地よく感じてしまう。目を開ければ愛しい人は笑みを浮かべていた、軽く跳躍してザックの肩へと飛び乗りするりと相手の頬に顔をすり寄せればペロリと目元を舐めた。段々と小さくなっていく鐘の音を聞き届ければ「…貴方に悪魔の加護を、私は貴方の剣であり貴方を守る盾。私はずっと貴方の傍に……。」神の加護ならぬ悪魔の加護、神を信仰するザックにとって有り得ぬものだがこれは、はっきり言ってマーキング近い、他の悪魔にとって上級の悪魔である自身はあまり敵に回したくない存在なのだ、言葉の次にふわりと降り注いだ黒い羽。ひらりひらりと舞うその様子をながめながら満足気にゴロゴロと喉を鳴らした。昼間の姿の自身は元の姿よりも魔力が少し劣ってしまう、だが普段の生活の中では申し分なく街へ行こうと足を向けたがそこでやや違和感を感じぴくりと耳を動かす。「…ザックさん。誓の薔薇は今もってらっしゃいますか?」自身の半身ともいえるその薔薇はザックが持つことによってその役割を果たしている。愛する人の願いを叶えるべく差し出した其れを貴方は受け取ってくれた。誓を立てたあの日を思い出しながら双方の瞳をすっと細め「…すこし厄介な気配があります。其れがなんなのか今はよく分かりませんが万が一の為街へと急ぎましょう。」相手の方から降りてクイッと服の裾を加えるやんわりと相手の足を動かすよう仕向けながらも違和感には細心の注意を払い…気のせいだといいのだが。ザックを心配させぬよう声色はいつも通りのトーンで、あちら側から太陽を隠そうとする黒く分厚い雲、それが何かを表しているのだろうかはやく街へ行こう。まだ覗く陽の光ににゃおと鳴き声を、黒の毛並みに光を反射させながら…貴方の時間は誰にも奪わせやしない。飄々とした表情の中に渦巻く殺意にも似たソレを隠しながら───。)

[PR]リアルタイムでチャットするなら老舗で安心チャットのチャベリ!
ニックネーム: 又は匿名を選択:

トリップ:

※任意 半角英数8-16文字 下げ
利用規約 掲示板マナー
※トリップに特定の文字列を入力することで、自分だけのIDが表示されます
※必ず利用規約を熟読し、同意した上でご投稿ください
※顔文字など、全角の漢字・ひらがな・カタカナ含まない文章は投稿できません。
※メールアドレスや電話番号などの個人情報や、メル友の募集、出会い目的の投稿はご遠慮ください

[お勧め]初心者さん向けトピック  [ヒント]友達の作り方  [募集]セイチャットを広めよう

他のトピックを探す:1対1のなりきりチャット







トピック検索


【 トピックの作成はこちらから 】

カテゴリ


トピック名


ニックネーム

(ニックネームはリストから選択もできます: )

トピック本文

トリップ:

※任意 半角英数8-16文字

※トリップに特定の文字列を入力することで、自分だけのIDが表示されます
※メールアドレスや電話番号などの個人情報や、メル友の募集、出会い目的の投稿はご遠慮ください
利用規約   掲示板マナー





管理人室


キーワードでトピックを探す
初心者 / 小学生 / 中学生 / 高校生 / 部活 / 音楽 / 恋愛 / 小説 / しりとり / 旧セイチャット・旧セイクラブ

「これらのキーワードで検索した結果に、自分が新しく作ったトピックを表示したい」というご要望がありましたら、管理人まで、自分のトピック名と表示させたいキーワード名をご連絡ください。

最近見たトピック