禁断の果実

禁断の果実

悪魔  2018-05-21 14:45:41 
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神父と悪魔の禁断の恋……。

「───嗚呼、愛しの神父様。」

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  • No.36 by グレル  2018-06-21 19:02:39 

(/ザック様の背後様。この度は本当に…申し訳ございませんでしたぁぁ。大変お待たせする形になってしまい、申し訳ございません!汗、この所グレルの背後の者が忙しくなかなか此方へくる時間を作れず……お相手様を長々とお待たせしてしまいました……。こんな不届き者で無礼な輩ですが…また此方での時間を確保出来ましたのでまた、お相手をやって頂けるのであれば…と。、泣。ほんとに申し訳ございませんでした。暫くお待ちしておりますので良ければお越しくださいませ!!)

  • No.37 by ザック・カーチス  2018-06-21 20:08:29 


(/トピ一覧に名前があがっていて驚きました笑 お久しぶりです、ザックの本体です。お忙しかったなら仕方がないですよ!あくまでもリアル優先の場ですからね。グレル本体様さえよければまたお相手していただきたいです。ただ、しばらく短めのロルしか使っていなかったので前よりも文量が落ちてしまうかもしれませんが…それでもよければよろしくお願いします!)

  • No.38 by グレル  2018-06-21 20:31:52 

(/はわわわわわわ!!来て頂けるとは!ありがとうございます!本当にお久しぶりでございます!いえいえ文量などお気になさらず、お互い楽しくまたやっていければと、笑。ではでは、こんな主ですがまたよろしくお願いします!

途中のロルから始めますか?それとも、また新たに始めることも可能でございます。ご意見の方をお聞かせくださいませ!!)

  • No.39 by ザック・カーチス  2018-06-21 21:15:01 


(/ありがとうございます。またお相手していただき嬉しいです。

どちらからでも構いませんよ!続きを読みたくもありますが時間たってますし新規の方でも…グレル本体様のお好きな方で始めて下さい!)

  • No.40 by グレル  2018-06-21 22:28:02 

(/了解致しました。自分もなんとなく続けてみたく思っていた所存でございます、なのでこのままグレルのターンから始めさせて頂きます!!
返信は、明日になってしまうのですが大丈夫でしょうか?明日の夕方ごろにはまたこちらにこれるはずですので、明日ザック様へ続きの物語を提示しておきます!!、汗。少しお待ちして頂く形になってしまって申し訳ございません、汗。では、今後ともよろしくお願いします!!!)

  • No.41 by ザック・カーチス  2018-06-21 23:16:12 


(/それでしたら良かったです!ではまた朝の風景から再開しましょう。
明日の投稿了解しました!ゆっくりお待ちしておりますので、お時間に余裕ができたときに続きをお願いします。再びグレルくんと絡むことができて嬉しいです。今後ともよろしくお願いします!)

  • No.42 by グレル  2018-06-22 18:45:12 

(/ではでは!お待たせ致しました!!物語は途中から…また楽しくまったりと進めて参りましょう。よろしくお願いします!!、笑。)






───おっと、どうしたんですか?キスで腰が抜けてしまったのですか……まったく神父様は、とても純粋で可愛らしいお方だ。(流れるように自身の体に寄りかかった重さ、自然と抱きつく様な体制になったものの直ぐに身体を離し、何事も無かったかのような振る舞いをする相手に、恍惚な笑みを浮かべ上記を投げかけた。最初はキスで酸欠状態になりかけていた相手は、今ではキスに慣れ苦しいだけの作業が段々と甘美な刺激を受け始めたようだ。少し触る度にぴくりと反応し頬を真っ赤に染める様はまさに100億の絵画よりも美しく、目も心も同時に射抜かれてしまっていた、そっと相手の顎を持ち上げれば自身の指の爪で軽く唇の輪郭をなぞっていく。「ご馳走様でした。」影がある様な深く、甘く、相手の耳元で呟いては、そっと手を離す。…珈琲ですね!分かりました。切り替えるように明るい声で微笑めばそそくさと部屋を後にした。既に準備のすんだ部屋で、神に感謝を捧げるべく目を瞑っている神父にコトリと珈琲の入ったカップをテーブルに置く。「…今日もお仕事が沢山ありますからね…力を付けて頑張ってください!」食事を進めていくうちに、笑みを零し美味しいと言って食べてくれている相手を向かいの椅子に腰掛けて頬杖をつきながらニコニコと表情を浮かべながら眺める。嗚呼、自身の料理をこうも美味しそうに食べているこの姿は何度見ても飽きないな…。人間の真似事だが、ザックの分ともう1つ入れておいたカップをおもむろに口に運んだ、少し熱めの液体が口内へと流れていく、とくになんの味も感じないソレをゴクリと飲み込めば、無造作に其れをテーブルへと戻しなかの黒色の液体へと目線を下げて「…幸せそうに食べる貴方がとても羨ましい。」ついポロリとでた言葉にはっと口を抑えてしまった。あわあわと焦った素振りで手を忙しなく動かすと、「す、すいません!いきなり…貴方があまりにも美味しそうに食べていらっしゃるので……つい…。」自身は、魂や生気でしか空腹を満たす事が出来ない、人間の美味しそうに食べるその姿は、不覚にも羨ましいと思ってしまったのだった。)

  • No.43 by ザック・カーチス  2018-06-23 00:50:47 


ははっ、そんなに美味そうに食べてたか?でも幸せそうに見えるのはお前の朝食がうまいからだよ
(パンへと手を伸ばしていたところでこぼれでた相手の心の声に思わず笑い声をあげる。意識してうまいと言ったりオーバーなリアクションをしたつもりもなかったが、よっぽど幸せそうに見えたのだろうか。コーンスープの甘味はほどよく、パンも暖かさと共に小麦の匂いが立ち上って鼻をくすぐる…そんな朝食を出されれば自然と顔が緩むもので、それをグレルは「幸せそう」と捉えたのだろう。そうとなればこの幸福そうな顔はグレルがいなければ成り立たないもので、それを伝えたくてまた笑顔を浮かべた)
人間の食べ物は味もなにもしないんだろ?ってことはお前がうまそうに食事をとるには…
(グレルの望みはなるべく叶えてやりたい。幸せそうに美味しそうに食べる姿を羨ましいとおもうなら、グレルにもなにかを食べて幸福な気持ちを味わってもらいたいものだ。だが困ったことに人間の食事はグレルにとっては砂と同じようで自分の真似をして飲んだコーヒーも微妙な顔をしてテーブルに置いてしまっている。グレルが美味しいと感じる食事はなんだろうか、と考えたところで思考がストップした。グレルは自分との約束で人間の魂を食すことはできない。代わりに行っているのが口づけだ。となると、グレルが幸せそうに、美味しそうにものを食べる瞬間とは自分とキスしている瞬間しかなくなってしまう。グレルを喜ばせるキスをする…それはある意味でグレルが自分に料理を作ってくれるのと同義なのかもしれない。だがどうすればより幸福なキスになるのだろうか…その瞬間のことを考え始めるとまた体温があがりそうで慌てて口の中にパンを突っ込んだ)


(/返信初回から遅い投稿で申し訳ありません;またゆったりペースでお付き合いいただければありがたいです!こちらこそ改めてよろしくお願いします!)

  • No.44 by グレル  2018-06-24 03:26:59 

俺がうまそうに食事をする時は…貴方のキスが必要ですからね。
(急いでパンを頬張る相手、一体何を想像したのやら心の中で微笑みを浮かべつつ表情は先程とかわらない。もぐもぐと咀嚼する相手のその姿は頬袋に餌を溜め込んだリスの様で、クスクスと含んだ笑みを零しながらも「ゆっくり食べてください。」と言葉を投げかける。窓から少し除く光に目を向ければ太陽は段々と登っているようだ、「おっと…そろそろお仕事のお時間じゃないですか?街の子供達が貴方を今か、今かと待ってる筈ですよ。」ザックとのほのぼのとした時間は一生続いて欲しいほど幸せなものだが、神父としての彼の1日はとても忙しい。教会へと訪れる街の人と神への祈りを捧げたり、街で待っている子供達への元へ行き…時間を知らせる鐘を鳴らしたりと多忙なのだ。街の平和を守るだけではなく、神父として街の人達との交流を深める事も神父にとって必要な事。急いで用意しておいたお弁当をバスケットに詰めて、動物の皮で作られた水筒には新鮮なオレンジを絞った果実のジュース。日の下にで活動するには甘いものを用意したそれらも加えて、神父へと手渡す。「今日も頑張って…」紡いだ言葉は途切れ、その代わりに軽いリップ音が響いた。口の端にそっと落とすようなキスは毎日務めに精を出す彼への餞別。そのままぎゅっと優しく抱きしめれば腕の中でじわりとほのかな温かさを感じた。ポンポンと背中を叩きまるで赤子を宥める様な仕草だが頑張っている彼へこの行為が、1番伝わる筈だ。ゆっくりと身体を離せば、パチッの指をならす。悪魔は陽の光が苦手だ…昼間彼の傍で付き従うためにこうやって魔法で猫に変身してお供している。耳をぴくりと動かせばするりと長い尻尾を彼の足へと絡ませれば、にゃおと短く鳴き声をもらし、出入り扉の方へとゆっくり足を運ぶ。尻尾をゆらゆらと優雅にゆらしながら今から街へ行くのだ。きっと今日1日もいい日になると信じて。)
────さぁ、いきましょう。

  • No.45 by ザック・カーチス  2018-06-25 07:37:43 


ぐ、ゴホッ…ゴホッ……おい、俺の思考を読むなよ。っと、そうだな。うまかったよ、ありがとう
(口いっぱいに詰め込んだパンをなんとか噛み砕いていると、自分の思考をズバリ当てられて思わず咳き込んだ。胸のあたりをトントンと叩いて口の中身を飲み込むと、いなすようにグレルをみる。実際は誰からみてもザックの思考は丸わかりなのだから、八つ当たりに等しい。そんな文句を言っていると窓から漏れる光が強くなってきて朝の始まりを知らせる。そろそろ町を起こさなければ。朝食の残りを胃袋へと入れるとご走様と手をあわせて簡単に食器をまとめる。ザックが立ち上がるころにはグレルはバスケットを用意してくれていて細やかな気遣いには頭が下がるばかりだ。バスケットを受け取り感謝を述べようとしたところで口の端に落とされる今日何度目か分からないキス。それでもまだキスには慣れなくて体を固めていると優しく抱き締められ背中を叩かれた。そこで体の緊張が解かれて優しいため息をつくと、こちらもグレルの背中に手をまわして軽く抱き締め返す。今まで誰にも口外せずに行ってきた自分の仕事も含めて労ってくれているのがどこか嬉しかった)
あぁ、まずは朝の鐘からだな。寝坊助共を起こさないと
(グレルと体が離れると、相手はあっという間に昼の姿である猫へと姿を変えていた。足下にきて尻尾を絡ませた際に頭を撫でてやる。さらさらとした毛並みが心地良い。そしてグレルに続いて部屋をでた。そのままの足でまずは鐘突堂へと向かうと昼食の入ったバスケットを傍らにおき、頭上からぶら下がるロープに両手をそえておもいっきり引いた。途端に金属が心地よくぶつかり反響する音がこの堂内と、そして町へと広がっていく。続けて二度、三度と鐘の音を響かせると朝日を反射させながら揺れる鐘を見上げて自然と笑みがこぼれる。その後グレルの様子を伺おうとそちらに目をむけて)

  • No.46 by グレル  2018-06-26 17:15:26 

────ゴーン、ゴーン、ゴーン。
(ピリピリと肌がひりつく、心臓に深く響く鐘の音に耳を傾けるように目を閉じた。初めの頃は鐘の音など不愉快でしかなかった。だが今は違う、愛しい人が奏でるこの音はとても心地よく感じてしまう。目を開ければ愛しい人は笑みを浮かべていた、軽く跳躍してザックの肩へと飛び乗りするりと相手の頬に顔をすり寄せればペロリと目元を舐めた。段々と小さくなっていく鐘の音を聞き届ければ「…貴方に悪魔の加護を、私は貴方の剣であり貴方を守る盾。私はずっと貴方の傍に……。」神の加護ならぬ悪魔の加護、神を信仰するザックにとって有り得ぬものだがこれは、はっきり言ってマーキング近い、他の悪魔にとって上級の悪魔である自身はあまり敵に回したくない存在なのだ、言葉の次にふわりと降り注いだ黒い羽。ひらりひらりと舞うその様子をながめながら満足気にゴロゴロと喉を鳴らした。昼間の姿の自身は元の姿よりも魔力が少し劣ってしまう、だが普段の生活の中では申し分なく街へ行こうと足を向けたがそこでやや違和感を感じぴくりと耳を動かす。「…ザックさん。誓の薔薇は今もってらっしゃいますか?」自身の半身ともいえるその薔薇はザックが持つことによってその役割を果たしている。愛する人の願いを叶えるべく差し出した其れを貴方は受け取ってくれた。誓を立てたあの日を思い出しながら双方の瞳をすっと細め「…すこし厄介な気配があります。其れがなんなのか今はよく分かりませんが万が一の為街へと急ぎましょう。」相手の方から降りてクイッと服の裾を加えるやんわりと相手の足を動かすよう仕向けながらも違和感には細心の注意を払い…気のせいだといいのだが。ザックを心配させぬよう声色はいつも通りのトーンで、あちら側から太陽を隠そうとする黒く分厚い雲、それが何かを表しているのだろうかはやく街へ行こう。まだ覗く陽の光ににゃおと鳴き声を、黒の毛並みに光を反射させながら…貴方の時間は誰にも奪わせやしない。飄々とした表情の中に渦巻く殺意にも似たソレを隠しながら───。)

  • No.47 by ザック・カーチス  2018-06-26 22:44:46 


ははっ、悪魔の加護を受けてる神父なんてこの世に俺だけだろうな。あの薔薇か?肌身離さず持ってるけど…
(遠ざかる鐘の音の中で目元を舐められるとくすぐったそうに笑い、グレルの頭を軽く撫でてやる。人間を脅かそうとしていた上級悪魔を完全に猫扱いなのだが、反射的にやってしまうのだから仕方がない。怒られないのだからグレルも問題ないのだろうとポジティブに捉えていた。降り注ぐ黒い羽のバックに純白の壁、そのさらに上に黄金の鐘とは、ずっと一人で暮らしていれば一生出会わなかった光景だろう。満足げにその風景を眺めたあと、バスケットを再び手にとったところで黒い薔薇のことを聞かれて胸元から服の中に手を入れて薔薇を取り出した。肌身離さず持ち歩けるようにと神父用の服、祓魔師用の服、寝間着とそれぞれに薔薇をさせるポケットをつくり着替えの度に移しているのだ。なぜそんなことを聞くのかと問う前に『厄介な気配』という単語を聞いて眉をピクリと動かす。瞬時に神父時の優しい顔から祓魔師の顔へと切り替わり無意識のうちに武器を確認した。神父服では武器を隠しきれず投げナイフが数本腰に刺さっているだけの軽装備だ。昼間なのに厄介な気配とはどういうことだろうか。悪魔は夜にしか出ないと思っていたが、悪魔のグレルが言うのだから不吉な何かが街に迫っていることは間違いない。「急ぎましょう」と言う言葉に「あぁ」と短く答えると表向きの表情だけは神父のそれへと戻してグレルに促されるまま少し早足で町へと向かった。そんな折にグレルがはっきりとした殺意を隠しているなど気づきもせず何も起こらないことをただ神へと祈っていた)
おはよう、ヘクター。こら、早くお母さんの手伝いに行ってこい。おはようヴェール、これから洗濯か?終わった後にちゃんと手にクリームを塗っておけよ
(鐘の音で目覚めた街へと出かけると朝の仕事を始める人々がちらほらと出始めている。街を歩いてれば知り合いの子供たちが朝の挨拶をいいに来て、それらひとつひとつに応えて挨拶を返しながらもいつもより少し足早に街を歩いていく。グレルの言う厄介な気配とはどこにいるのだろうか。心の奥底に緊張感をはりつめながら街を歩いていって)

  • No.48 by グレル  2018-06-27 21:38:43 

…その薔薇が有る限りどんなに離れていようと貴方の、居場所程度なら瞬時に分かるんです。だから、決して其れを手放さないように…。貴方を失いたくはありませんから。
(相手の胸元から取り出された薔薇はその黒い花弁を1枚も欠けることなくただ凛と存在を主張している。ザックはこの薔薇を決してその辺に置こうとせず専用のポケットを作ってくれてまでもっていてくれている、そんな些細な事だが自身にとってはたまらなく嬉しい。きゅっと心が締め付けられる、そんな彼に危険が及んだらどうしよう…余計にさっきの不穏な気配が気になってしまいその焦りを取り除く様にブンブンと首を降った。街までの距離はそう遠くなくザックが道を歩けば沢山の人が挨拶をしていく。1人1人に優しく声を掛ける彼はまさに神父の鏡だ、そんな彼の後ろを猫の姿でついて行けば、再び感じた嫌な気配。その気配の感じる方向へ視線を向けるもあちら側は気づいているのだろうか探ろうとするとすぐさま気配を消してしまい、なんとももどかしい。なんなら正々堂々と目の前に現れてくれたらどんなに楽な事か…存在を掴ませないのはきっと自分らの存在に警戒しているに違いない。得体の知れぬ視線を感じながらもザックに続き街の様子を見て回る。人で溢れるこの街の雰囲気はとても明るい、そんな風景を横目に歩みを進めれば、ふいに感じた浮遊感。ん?地面との距離がゆっくりと離れていく。気づけば数人の子供に囲まれ案の定捕まってしまっていた。さぁぁ、と血の気が引いていく額に青筋を浮かべながらもガシガシと乱暴に撫でられる頭。ザックに撫でられる時とは全く違い心地良さをこれっぽっちも感じない。それにキラキラと輝く子供たちの目は、猫の姿でだともはや狂気でしかない。抜け出そうと試みるもしっかりと身体がホールドされているため身動きが取れない状態で、無理に抜け出そうとすれば怪我をさせる可能性もある…仕方がない、ただ無力な猫を演じよう。子供の玩具と化した自身はとても格好が悪く感じ、ザックに助けを求めるべくにゃぁと悲痛の鳴き声をあげて。)

  • No.49 by ザック・カーチス  2018-06-28 07:39:12 


…?!おっと…そこまでだ。グレルは人に触られるの好きじゃないって言ったろ?俺はいいんだよ、ほら朝のしたくの続きしてこい
(街に紛れ込む不穏な空気はザックが感知する前にその姿を消してしまう。どこに何が潜んでいるのか分からない状況で気を張っていると、ふいにグレルの緊迫した鳴き声に緊張が体に走り慌てて振り返る。しかしそこには子供にすっかり包囲されたグレルがいて、愛すべき日常の風景に思わず笑みがこぼれた。といってもグレルにとってはあまり良い状況とは言えず、子供の一団に近づくと上からひょいっと手を伸ばしてグレルを救い上げた。当然子供らからは不満の声があがるがグレルを手が届かぬ肩当たりまであげて首をふる。しばらくして子供達は諦めがついたのかそれぞれの場所に散っていく)
悪かったグレル、これから街を歩くときは俺の肩に乗っとくか?
(グレルを抱え直すと子供たちに乱された毛並みを整えるように撫でてやる。周囲を警戒していたとはいえグレルは今猫の姿、子供達の好奇の目から守ってやらなければならない。自分にだけ許されるグレルを撫でるという行為に少し優越感を覚えながら、再び歩きだす。薔薇のおかげでグレルは自分の位置がわかるが逆に自分はグレルの場所は分からない。それならしっかり見ておかないとと自分に言い聞かせ、少しずつ街の中心地からは離れた場所へと足を進めていき)

  • No.50 by グレル  2018-06-28 20:45:26 

…ありがとうございます。どうも子供だけは苦手で、やはり猫の姿は不憫ですね。
(子供達の魔の手から無事救出されたのにほっと溜息をついた。ボサボサになった毛並みをザックの優しい手が整えてくれて、やはりこの人に撫でられるのはとても特別な事のように思える。ゴロゴロとなる喉は無意識で、じんわりと伝わる温かい体温に甘える様な声を出してしまった。はっと我に返りキリッと表情を引き締めれば「ここら一帯は人が少ないですね。此処なら…」ザックに連れられたのは街の中心から離れた場所。一通りの少ないこの場所なら人目を気にせず魔法を使うことが出来るはずだ、先程の黒い雲は既に太陽をすっぽりと覆っていた。街の人達は雨が降るのだろうと勘違いしているのか雨に備えて準備をし始めている。太陽の光が遮断され自身にすればとても好都合、ザックの腕の中から飛び降りればすっと瞳を閉じる。ざわざわと揺れ動く木々達、自身の中から湧き出るように感じるこれは魔力。その流れそれに従う様に体を預ければぶわりと風が舞っていく、骨の軋む音を聞き届ければ黒猫の姿から本来の姿に戻っていく。漆黒の羽を広げゆっくりと瞼を開ける、「今から気配の元を辿っていきます。ザックさんはこちらへ…」相手の元へと歩み寄るとそっと片手を拝借して、自身の隣へと連れていく見え隠れする気配を辿るには少し多めの魔力を消費してしまう。それと先程から若干感じていた渇き、朝のキスで補っていた筈が、空腹を訴える自身の腹を数秒見つめれば、ザックさん…。と相手の名を呼び掛ける振り返る相手の後頭部に手を回せば、しっかりと相手の顔を固定する。逃げ場のない唇に噛み付くようなキスを落とし、何度も聞こえる短いリップ音。もう片方の手は相手の腰へと絡み付ける、自身の体とザックの体は密着し短い息遣いの音だけがこの場に響いていた。何度見てもザックの接吻をする際の顔は唆られる。自身のものにしてしまいたいという欲求が顔を出し始めた、ザックを傷つけたくないが為に封じ込めたこの独占欲。悪魔は欲望と絶望、怨念が集まりできた存在だドロドロと絶え間なく流れ出す欲望の感情に蓋をするべく相手の唇をぺろりと舐め上げたのを最後に体を離す。そして悪戯な微笑みを…腹は満たされ魔力の質がどんどん上がっていく、クスッと笑みを漏らせばザックと自分との間に出現した無数の魔法陣。鈍い紫色の光を放つ其れに手をかざせば光は四方八方へ飛んでいった。之なら数分で目的の〝元〟を見つけることができるだろう。「ザックさん…俺に守られていてくださいね。俺は死ぬ事はないけれど、貴方を失うのが死に等しいほどの恐怖ですから。」懇願するようなそんな表情を浮かべて────。)

  • No.51 by ザック・カーチス  2018-06-29 12:31:07 


あの雲…雨雲じゃないな。ここは人通りはほぼないけど、住民には見つからないように注意しないと。ん?なん…ちょ、待て!待てグレル!こんなとこ___っ、…ん、…
(グレルを撫でながら空を見上げたところでようやくザックにも不穏な空気というものが感じてとれた。奇妙な黒い雲、太陽を覆って光を閉ざしてしまうのはこの街を夜と同じ条件にしようとしているからだろうか。グレルが悪魔の姿へと変わっていくのを横目にみつつ周囲を警戒するように見回す。悪魔を見つける目的はもちろんだができれば住人にもこの風景は見られたくない。あくまでも祓魔師の仕事は秘密裏に行われるべきだ。それにグレルのこの姿は住人にとっては少々刺激が強い。そうやって神経を研ぎ澄ませていると、ふいに名前を呼ばれた。反射的にグレルの方をみると、直後後頭部に手を回された。そこでグレルの意図に気がつくと慌てて体を離そうとする。が、悪魔の力に敵うはずもなく二人の唇は重なった。何度も響くリップ音、実際はそこまで大きな音ではないだろうが、ザックの頭の中はその音に支配されていくくらいに大きく、通りがかった住人にこの音を聞かれてしまうのではないかと焦りと羞恥が渦巻いた。だがそれ以上にキスをされるたびに体は熱くなり脳が溶けていくようで、息苦しくも気持ち良いような、複雑な感覚が襲いかかり顔にもそれが出てしまう。最後に唇を舐められると体を強張らせ、直後密接していた体が離されるとすっかり力の抜けたザックはその場でガクンと体制を崩す。なんとか膝に手をあて転ぶのは防いだが未だに息が荒く頬も熱い)
あ、あぁ…頼む…武器も、これだけだし…今は、まともに……やりあえない
(魔方陣がグレルの合図とともに飛んでいくのを見ながら服の下に隠していた投げナイフを取り出す。呼吸は整ってきたものの心臓がドクドクと緊張とは別で脈打っていて、とりあえずはグレルの行為に甘えると軽く手を挙げる。ふと顔を見てみればこちらに向けられていたのは懇願の顔で先ほど激しく口づけた相手とのギャップに思わず笑うと頭を軽く撫でてやり)

  • No.52 by グレル  2018-07-04 19:49:29 

(/グレル背後の者です!!お待たせ致しました!やっとこさ此方へこれる時間を確保できました!お待たせしてばかりで本当にすいません。レスの方はもう少し待っていだけませんでしょうか…汗。誠に申し訳ございません、泣。近いうちに提示しておきますので其方様の気が向かれましたらお返事の方よろしくお願いします!)

  • No.53 by ザック・カーチス  2018-07-04 21:56:49 

(/お世話になっております。お忙しい中お越しいただきありがとうございます!なりチャの基本はリアル優先ですし、お忙しいなら仕方ありませんよ。お返事ゆったりとお待ちしておりますね)

  • No.54 by ザック・カーチス  2018-07-11 15:22:37 


(/1度あげておきます。お忙しい中恐縮ですが、一言お返事いただけると嬉しいです。)

  • No.55 by ザック・カーチス  2018-11-07 22:00:46 


もしかしたら俺の勘違いかもしれない。でも、まぁ…いい機会になったから、ここを終わらせるためにも一応書いとくよ。短い間だったが、楽しかったよグレル。俺の力不足でお前を満足させられなかったみたいだから…まぁまたどこかで会えた時は、よろしくな。薔薇は返しておく。それじゃ、楽しくやれよ

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