悪魔 2018-05-21 14:45:41 |
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ははっ、そんなに美味そうに食べてたか?でも幸せそうに見えるのはお前の朝食がうまいからだよ
(パンへと手を伸ばしていたところでこぼれでた相手の心の声に思わず笑い声をあげる。意識してうまいと言ったりオーバーなリアクションをしたつもりもなかったが、よっぽど幸せそうに見えたのだろうか。コーンスープの甘味はほどよく、パンも暖かさと共に小麦の匂いが立ち上って鼻をくすぐる…そんな朝食を出されれば自然と顔が緩むもので、それをグレルは「幸せそう」と捉えたのだろう。そうとなればこの幸福そうな顔はグレルがいなければ成り立たないもので、それを伝えたくてまた笑顔を浮かべた)
人間の食べ物は味もなにもしないんだろ?ってことはお前がうまそうに食事をとるには…
(グレルの望みはなるべく叶えてやりたい。幸せそうに美味しそうに食べる姿を羨ましいとおもうなら、グレルにもなにかを食べて幸福な気持ちを味わってもらいたいものだ。だが困ったことに人間の食事はグレルにとっては砂と同じようで自分の真似をして飲んだコーヒーも微妙な顔をしてテーブルに置いてしまっている。グレルが美味しいと感じる食事はなんだろうか、と考えたところで思考がストップした。グレルは自分との約束で人間の魂を食すことはできない。代わりに行っているのが口づけだ。となると、グレルが幸せそうに、美味しそうにものを食べる瞬間とは自分とキスしている瞬間しかなくなってしまう。グレルを喜ばせるキスをする…それはある意味でグレルが自分に料理を作ってくれるのと同義なのかもしれない。だがどうすればより幸福なキスになるのだろうか…その瞬間のことを考え始めるとまた体温があがりそうで慌てて口の中にパンを突っ込んだ)
(/返信初回から遅い投稿で申し訳ありません;またゆったりペースでお付き合いいただければありがたいです!こちらこそ改めてよろしくお願いします!)
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