【3L】忌み姫と守護者に悪の祈りを

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エルティア姉様

エルティア姉…様?

(久し振りにみる姉の顔は少し痩せていて、憂鬱そうだった。窓に目をやる姿に少し不思議に思ったが、それ以前に、この廊下にいること自体が不思議だ。姉はあの感情に囚われ、部屋に引きこもりぎみだったため、二度見したほどだ。その体には大きすぎる本を抱えている姿は、本当に幼い子の様だが自分よりも知識があり、自分を見失っていない。そんなところが自分に欠けているところで、姉に自分が惹き付けられる所だ。そして、最初の疑問にたどり着き、自分も近くの窓から姉の見ている所を見ると、小さな小鳥が囀ずっている。それだけでは疑問は晴れなかったが、久し振りに姉に会えたのだから話したいっ!と思い、一歩踏み出す。本当なら、兄弟に久し振りに会えたのだから抱きつきたかった。それほど自分にとってエルティア姉様と言うのは大きな存在だったから。でもそれをしてしまえば、自分どころか姉様まで傷つけてしまうことになる。そんなのは絶対に避けたい。避けなければいけない。元々の感情の高鳴りを押し殺し、上記を述べる)

(/絡ませていただきました！気弱な女の子っ…!可愛らしいのでオオカミに襲われないように気を付けて下さいね。/)