坊っちゃま 2018-05-12 23:43:08 |
通報 |
うん..うん..!愛してる、愛してるよヘンリエッタ!
( 漸く、漸く伝えられた想い。例えこの気持ちに対する返事が自分の望んでいたものじゃなくても僕は構わない。だって僕にとって、彼女は恋人じゃなくても恋人以上。家族よりも大切な存在だから。だから、気持ちは伝えても別に恋人なんて大それた事まで欲張ったりはしない。ただ、それでも彼女の口から答えだけは聞かせて欲しかった。きっと子供っぽかったろう。それでも構わない。だって僕はまだ子供だ。少しくらい駄々をこねたって構わないだろう?でも、そうか。良かった、彼女の言葉からも同じことを聞けて。/ 呼吸を整えてから紡がれた言葉。嬉しそうに目を大きく見開き、繋ぐ手を解いて彼女へと抱き付けば満面の笑みを向けながら愛言葉を伝える。)
っとと、すまない。主人にあるまじき姿だったね。
( ある程度ぎゅうう、と抱きつき擦り寄ればはっ、と我にかえる。そして離れると何とか威厳を保つ様に咳払いをしながら赤らむ頰のまま大人びようと見栄を張る。愛すべき人の前だ。なるべくなら格好良くありたいのだ。)
トピック検索 |