坊っちゃま 2018-05-12 23:43:08 |
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そっか....愛情か..、とても嬉しい。
( 愛情、彼女の口から出たその一つの単語に気持ちが高ぶる。愛情なんて、何年振りに聞いただろう。懐かしく、甘い響きに頰が火照る。独りぼっちになって、彼女に出会うまでの間、誰に構われる事もなく、ろくに出来やしない料理は不味く、夜になれば寂しさで泣く日々だったが彼女に出会えたお陰で再び愛情というものを知れた。)
す、すまない...あむ、( 此方の突然の申し出に流石に引かれただろうと思いながら顔を上げて彼女を見上げる。すると、引くどころか頰を緩めてる表情を見れば安堵の息を洩らす。隣へと腰掛けた彼女から一口分を運ばれれば恥ずかしながらもぱくり、と口にする。飲み込んだ後、彼女の方へと向けばふにゃり、とした笑顔を向けて言った、)
ありがとう、とっても美味しいよ!
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