坊っちゃま 2018-05-12 23:43:08 |
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ッン..、うん...いいよ、たまにはキミの好きなようにして欲しいんだ。
( 耳の鼓膜を刺激する彼女の艶かしい声。それが甘く、山彦のように頭の中に響く。嗚呼、何て甘い声だろうか。そして、この声に簡単に従ってしまう自分は何て卑しいのだろうか。この声にもっと溺れていたいと感じてしまう。深い、深い闇に。優しい闇に堕ちていくような感覚だ。再び抱き上げられるがやはり慣れない。と言うか、これは慣れてはいけない。男として、主人としてだ。嗚呼、叶うなら早く大人になって彼女を抱き抱えられる程に屈強な男になりたいものだ。仰向けに寝させられ、此方に覆い被さってくる彼女の?を触る手に触れては、掌にすり、と擦り寄る。ちゅ、と掌に口付けをすれば甘える様に撫で声でそう告げた。)
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