匿名さん 2018-05-08 21:00:30 |
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>アリシア、メイ
灰谷「…はじめましてアリシアさん。ええ、私灰谷鳴といいます。いえいえ、こちらこそありがとうございました。おかげさまでもうすっかり元気ですよ。」
(使い魔とその主人…にしては、お互いの接し方がとてもフランクなような。そんな様子にくすりとしながら、目の前でソファから立つアリシアを見て。興味津々にこちらを見つめる視線を受けながらメイがついていてくれたこと以外はほとんどヒントなしで自分が狼であることに驚いて、でもそれが面白くもあるために、自然と微笑みが顔に出てしまいながら、自己紹介をし返して。そういえば、フランは彼女のことを知っている様子だったような。つまるところ、同じ世界から来ており、またはフランも同じような2つ名を持っているということだろうか。)
「……なら、一つだけお願いが…。」
「私の身体の制約を無くして欲しいのです。私は夜にしか狼になれないのですが、その前も、たくさんの人と知り合ってからも。昼夜関係なく狼になれたら、その人たちのことをきっと守れるに違いないと思いまして。…お願いできるでしょうか。」
(どうやら要件はいたってシンプルだったらしい。メイのおかげで彼女と知り合いになれて、そして感謝をつたえられたことに対する満足を覚えながら手をひらひらして帰ろうとする彼女を見送り。しかしながら、その彼女は突然立ち止まっては振り返り、どうしたのだろうと顔を自然と追いかけ見合わせると、交換条件で何でもお願いを叶えると提案されて。…といっても、これといって願いたいことはなく沈黙が生まれて。話が出来る、たくさんの人々と会えたし知り合いになれたし、その上秘密を共有した大切な人と出会うことも出来た。よってそれ以上は願いは浮かばない。ならば、自分でないならばどうだろうか。少し思考を挟んだ末にもう一度アリシアと目を合わせると、人狼としてある制約をなくして欲しいと願って)
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