匿名さん 2018-05-08 21:00:30 |
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>ひとみ
灰谷「…ふぅ…、ならよかったです。あなたに何かあったら大変ですからね。」
(枷を外したあとは1箇所にまとめておきながら、鍵はポケットにしまって。あとで玲士に頼んで破壊してもらおう。大丈夫だと聞くなり安堵の溜息を深くついては微笑みかけて)
「ふふ、案外そうかもしれませんね。でも…、私たちの事はもういいですか?まだそれなりに長い時間はあります。一緒に楽しい時を過ごして、悩んだり笑ったりして、いずれは見送ってはもらえないでしょうか。」
「だから…、死ぬというのはまたその後考えるでも遅くないと思うんですよ。どうです?」
(目の前のひとみが死んでもよかったと、遠い目で空を見上げるのを見ると、隣に寄り添うように座り込んで。遠くを見据えるのは、想像出来るよりずっと先の時間に途方もない気持ちでいるようで。自分はどこまでその先が見られるのか。まだ誰にも話していないが、私は普通の人間に比べてほんの少しだけ短命だからその先は案外たかが知れているか。ともかくとして、自分たちとは共に居て欲しいと話すとまだ登りきっていない太陽を眩しそうに見上げて)
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