匿名さん 2018-05-08 21:00:30 |
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>外組、黒服リーダー
灰谷「……そうですか。」
(リーダーの合図ひとつで部下がゾロゾロ離れていったかと思えば、拘束されているひとみを運んできて思わず呼吸がひゅっと鳴り。あまり意味はないものの、自然と放っていた威圧感がいっそうに強くなって。どうしたものか。こちらから下手に動くわけには当然いかず、そして発揮できる力もない。何か…、何かないだろうか。そうだ。何か思いついた灰谷は、分かりやすく諦めたかのように、顔が隠れるほど下を向く。それから何か小さく囁いて、ごく身近にいるはずの誰かを呼びかけて)
>メイ
「…お休み中のところすみません、メイさんにお願いがあります。もし出来るのなら…あの黒服の人の後方の、ほどよく離れた場所で…昨日の私の遠吠えを鳴らして欲しいんです。私からもゆすりをかければ、上手く彼の注意を後ろへそらせるかもしれません。」
(呼びかけたのはメイだった。一番側で遠吠え(もどき)を聞いていたメイならそれを再現して、再生出来るのではないかと思いつき。黒服の彼らは、当然自然豊かなこの場所に行くには適していない。はっきりいって自然に対して油断をしている。あまり周囲を気にする様子ということもないし、故にこの周辺の事には疎いはず。だから騙すことができるのではないかと思い)
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