匿名さん 2018-05-08 21:00:30 |
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>燈、玲士、ヴァン、黒服
灰谷「あ、なるほど…、お兄さんでしたか。なるほどなるほど…。こんにちは。私は灰谷鳴といいます。」
「それにしても助かりました。お兄さんが現れてくれて…、私一人でここに迷い込んだ燈さんを家まで送ろうにも…、っと。何日かかってしまうか分からないために燈さんに負担をかけてしまいますから…。もう安心ですね。」
(お兄さんだと燈から紹介を受けるとなんとなく彼女と玲士の顔を見比べるように観察しては、なんとなくどこか共通点がみられることに気がつくと納得したように頷いて。彼から何者かと問われたのと、紹介されたお返しに、と眉をほんの少しだけ上げると、下敷きにした黒服から立ち上がって少し離れては、土埃を軽くぱらぱらと落とし。それから軽く自己紹介して。本当に、とても安心した。胸を撫でおろす様子を見せ、間に苦し紛れに放たれた攻撃を避けつつ兄が現れたことが嬉しいと伝えて。これで確実に燈を家に帰すことができる。)
「…さてと。動けるのはあなただけのようですが…。どうしますか?"帰りませんか?"」
(次の視線は黒服へ。手詰まりらしい相手にゆっくりと、いつもと変わらぬ声色で話しかけつつ暗に警告を示して。その時の彼女は、どことなく…物腰が穏やかで変わらないからこそ、内から這ってくるような威圧感を放っていた。)
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