>奏音さん、シルさん …フフっ、 (ドンと痛そうな音を胸元に聴くと奏音さんの人の良さに思わずふすふすと転がすよう笑って。頭に掌の優しい圧を感じては眠気を誘うのには充分なのか、ゆったりと誘導されながら階段をとことこ鈍く登って付いて行き。こくりこくりと眠りの舟を漕ぎ出していて)