匿名さん 2018-05-08 21:00:30 |
通報 |
>奏音、燈、食堂組
灰谷「…どうかしましたか?…気にしなくて大丈夫ですよ。誰にでも、苦手なものはありますから…」
(もう大丈夫だと伝え手を退けた燈が、こちらの肘を指で持ってきて、心配そうな目をしてこちらを見上げてくる。先程うっかり飲み込む音が鳴ってしまったから、それで心配してくれているのだろうか。それに対し灰谷は、あまり心配はさせたくないのでなんでもないように微笑みながら、燈が別で気にしているであろうことについて言及することで、気づいていないフリをしつつ、自分のことから話を逸らし。)
「奏音さんもそう思いますよね。なるほど…これが姉、ですか…。やっぱり、凄く暖かい気持ちになりますね…。」
「ありがとうござ…ああ、はい…また後で…。私は…とても嬉しかったですよ。」
(今のは奏音も「姉」っぽかったと思ってくれているらしい。そこから自分がそれらしい言動が出来ていることと、胸の内にじわりと広がる温かみに顔を微笑ませながら、嬉しそうにそれについて話す。次いで感謝も伝えようと思ったが、等の本人が動揺した様子で食堂から出てしまい、『また後で』と伝えるのが精一杯なのだった。彼女にとってはまだ少し恥ずかしいらしいようだ。動揺を誘ってしまったらしいので反省しなくては。食事の手を止める燈と共に奏音を見送りつつ、いつもより優しい微笑みを浮かべ、自分は嬉しかったと呟いて。)
トピック検索 |