匿名 2018-04-29 00:55:12 |
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>小松様
うん。あまやどり、かな。
( 濡れた様子がないビニール傘を握ったまま意味もわからず鸚鵡返しをして。屋根の外はいよいよ暗くなり、時折轟くような低音が下腹部を揺らす。雷鳴と同時に大きく亀裂が入った椅子から立ち上がると、雨粒の跡が残る彼の制服を見つめ、「高校生?」と尋ねた。高校がどんなものなのかは知らないけれど、高校生という人がいるのは知っている。濃緑のブレザーを着た学生を見たのはもう数十回になるだろうか。糊の効いたシャツに包まれた腕を後ろ手に組みながら、何処か楽しそうに、朗らかに、凡そ天候とは相応しくない、しかし何故かほの暗さを感じる表情で紅い唇が弧を描く。どおん、と雷鳴が響いた。)
雨、しばらくやまないよ。お話しない?
( / いえいえそんな、細やかで丁寧な言い回しが綺麗なロルです!気になる点も御座いませんので、改めまして、絡み開始とさせていただきます。1週間よろしくお願いします。)
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