…うぅ、綾好きー…(相手からの言葉は何度も胸を擽り、鼓動が一層速まるのを感じると堪らないと言った様子で小さく呻き。手の甲に唇の感触があれば相手の肩に額を押し付け、すりすりと擦り寄りながら呟いて。目元に触れた唇に笑みを漏らすも、告げられた言葉は些か気恥ずかしさを煽るもので。それを誤魔化すように話題を変えると、早々に扉に手を掛け)…え、そんなに?うわ、なんかすげえ恥ずい…。…もう行こ、早くしないと遅くなるし。