んな引っ張んなくても晴の行きたいとこ連れてってくれるんだったらちゃんと歩くってー。(立ち上がるなり手首を掴まれ、そのまま向かう先はリビング。ゆっくりとした足取りでしかし確りと自分の意思で歩みを続けられるのだが、相手が触れていてくれるのであればこんな状態も悪くは無いか、と。冗談めかした駄々っ子のような口振りで言葉を紡ぎつつもその視線は穏やかなもので)