銀歌の小説置き場

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銀歌  2018-03-29 20:23:25 ID:5d81c5de7
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銀歌が自作小説を置くトピ

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  • No.10 by 妄想少女  2018-04-07 15:11:16 ID:5d81c5de7


銀歌#妄想少女 2018-04-07 15:04:27
「服、買ってきたよ」

私は買ってきた服が入ってる紙袋をディストルに押し付けた。

「ありがとう」

「じゃあ着てね」

「うん」

「私ご飯作ってるから」

私はディストルにそう言い、キッチンへ向かった。

何作ろうかな。と言っても作るのが面倒だったので、カップヌードルを食べることにした。


お湯を沸かすため、鍋に水を注いだ。その時、ディストルに叫び声が聞こえた。

「リルフ…ちょっと!リルフ!」

私はディストルがいる部屋へと向かった。


「ディストル、どうしたの?入っていい?」

「入ってもいいけど…」

私はディストルの焦ったような声色に、意を決して部屋に入った。

なぜかディストルは布団にくるまりながらこっちを見ていた。

「え、服は....?気に入らなかった?」

私は若干戸惑いながら聞いた。

ディストルは困ったような顔でこう言った。

「服はいいけどさ....下着は....?」


私は完全にそのことを忘れていた。

「ごめん、忘れてた…」


「はぁ…」

ディストルは完全に呆れた顔でため息をついた。

「本当にごめん…」

「いや、いいよ…さすがに女の子に男物の下着買わせるのは酷だもんね.....」


「そっか…」


「うん」


「どうしよう…」


「俺が買ってくる」

ディストルの急な発言に驚いて目を見開くとディストルに怪訝そうな目で見られた。


「えっ」


「何?」


「何でもないやぁ…」

もう突っ込むのが面倒になって、ディストルに下着を買う分のお金を渡すことにした。


たしか、財布はバッグの中にあったはず....

バッグの中から財布を見つけ、下着を買える分のお金をテーブルの上に置いておいた。

「服着る」

「うん」

私はお湯を沸かすためにキッチンに戻った。


ガスコンロのスイッチをオンにし、お湯が沸くまでテレビを見ることにした。





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