ブレイブルー【BLAZBLUE】続！元メンバーもそこのあなたも寄っていかれませんか？

>テルミさん(遅れてごめんなさい)
……！？(急に姿を変えた相手からシャツの襟ごと胸倉を掴まれると眼を開き、これは真実だと前置かれた相手の言葉を此方は冷静に聞き入れ。少しずつ気管が狭まる息苦しさにも、怒りを帯びた相手の視線にも気圧されず怯まないまま此方はひたりと相手を視界へと捉え。力の強まる相手の手首を片手で持ちつつ気管から抜ける声を絞り出して)

…諦めるだけでは気に入りませんか、


ただ単に…、知らないだけですよ。あなたが私達の、幸せだった記憶を知らない、…私は、

幸せだった。…利用されていても別に構いません、(記憶は有したままである此方のそれが相手にとって往生際が悪いとでも言うように、まるで尋問のような問い掛けに此方は飽く迄も否定して。愛想を尽かしたのではと煽る相手の声に視線を外しながらそれも首を振り。何故拘るのか、その言葉にだけ返すように)

拘っているのはあなたです…、…もう会わないのですから。…私はただあのときの感情を信じているだけ、…悲しかった事も嬉しかった事も、…幸せなその時間を止めて永遠にしてしまいたいと話した事も…。"私の中の真実"を覚えているぐらい自由ですよ(感じ方はそれぞれである、客観的に見て感じた彼の目から見た真実。こちらがあの人と見て触れて感じてきた真実。その差異やズレから起こる互いの理解や同意への相違があるのは仕方がないと。もう会わない、ただその記憶を有しているのは此方の唯一の自由であると控えめに主張して)