先輩 2018-03-26 09:24:42 |
通報 |
おー、めっちゃフルーツ入ってる。 いかにも薫さん、って感じ。 ( 相手が見せてくれる袋の中身を覗いてみると、こちらに向いている切り口にはぎゅうぎゅうに詰まったフルーツが見え。その横に見えるいちごミルクといい、甘党の相手らしい朝食で、くす、と笑みを浮かべて視線だけ動かし相手を捉えると、その表情は柔らかく見え。 前から良く見る、そして好きになった理由の一つである、好物を目の前にしたこの表情が、いつか自分が相手の好きなものとして向けられたいと、自分の知らないところで叶っているのも知らずに願い。 目が合う前に視線を逸らして、握ったチケットを見ながら席へたどり着き。 席で落ち着いたところで、さっき買った朝食を取り出し。問いかけられれば、テーブルに出したものを手に取り、 「 数量限定のカツサンドと、紅茶。そんでもってみたらし団子。 腹減っちゃって。 あ、一本いります?、 」 と見せて。 いただきます、と手を拭きつつ大ぶりのカツサンドを頬張り。さすが数量限定ともあり美味しいのか、溢れるソースを口端につけたまま食べ進め。 二本ある団子の蓋を開け、欲しかったらどうぞ、と一言添え。 )
トピック検索 |