先輩 2018-03-26 09:24:42 |
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俺はいくらでも聞きますよ。 本音も弱音も全部。任せてください、これでも恋人ですから。 ( 弱音を言う相手があまりいなさそうなのは薄々気付いていたし、相手の言葉を聞いて更に今すぐ抱きしめたい衝動をぐっと拳に抑え。 せめて、と手を伸ばすと相手の頬を撫で、相手と目を合わせながら上記告げ。 「 まだ俺のことわかんないっすか。 俺はただ好きなだけなんすけどねー、愛の力ですよ、きっと。 」 相手のよく言う、自分のことがよくわからないというのは付き合う前から変わらないもので、自分の行動は全て相手への好意から来るものなのでそれ以外に理由はなく。 好きな人が自分のためにしてくれることという事自体が幸せに感じていて。愛の力、だなんて言葉を相手は信じてくれるだろうか、でもきっと自分の原動力を言葉にするならそれしかなく、確信を持った笑みを浮かべ。 相手は仕事があるようなので帰ろうかと思うも、もう少し一緒にいたいなぁと昼休みギリギリまで隣で大人しく座っていて。 休みが終わる5分前に腰をあげると、 頑張ってくださいね、と言い残し会議室を去り。 がんばるぞー、と廊下で伸びをしつつ仕事に向かって。 )
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