先輩 2018-03-26 09:24:42 |
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っはは、こんな風に打ち解けられるなんて、前の自分なら想像もできなかったっすよ。 ( 嫌そうな表情は嘘と言う相手の言葉通り作った表情のようで、それが昔の自分であったらその表情だけで一喜一憂していたし、今ではすっかり理解できるようになり過ごした時間が物語っていて。 前の自分の反応を想像すると微苦笑を浮かべ。 「 はいはい、頼れる時は頼ってくださいよ。 二人だったら俺より先に酔っちゃうくせに。 …んじゃ、俺が酔わされて帰れなくなったらお願いしますね。 」 一人で歩けるにこしたことはないのだが、そうは見えず、どっちにしろ自分がいるときは遠慮なく頼ってくれればいいと。火照った相手の頬を指の背で撫で、相手の固い意志を尊重し。相手と二人で飲みに行けばペースも違うし、相手にでも他の誰かにでも酔わされた時は介抱を頼み。 「 そのかわり俺のわがまま聞いてくれりゃいいですよ、 ほらそっち詰めて。 」 いかにも申し訳ないといった表情の相手を見ると、そんなことは微塵も迷惑と思ってないので、図々しくも同じベッドに寝転ぶと幅を取らないよう体を横にし。 )
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