先輩 2018-03-26 09:24:42 |
通報 |
( 朝の寒さに身震いして、かけ布団を半端に肩にかけ相手の頭を撫でていると、寝返りを打った相手の様子がいつもと違い、首を傾げ。 目を擦り、先程より目が覚めた状態で相手をよく見ると、確実にいつもの相手ではなくて。 どこからどう見ても病人の状態の相手と、風邪という言葉を聞くと完全に覚醒し。 「 咳出てるし、熱…もちゃっかりあるし、声も…、って昨日のあれか。 ちょっと失礼しますね、 」 肩にかかっていた布団を剥ぎ、相手の額と自分の額に手を当て熱を確かめ。 どうやら昨日風呂場で遊んだ時濡れたからか、とすぐに原因が想像つき。 一声かけてから、相手の体を横抱きにすると、掛け布団ごとベッドに横たわらせ。 肩までちゃんと布団をかけ整えてやり、 「 体温計とか薬とかありますか?、 ないなら買ってきます。 あと食べたいものもあればなんでも言ってください。 」 と、姉や弟がいて家族が多いからか、慣れた様子で看病にあたり。 )
トピック検索 |