先輩 2018-03-26 09:24:42 |
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なんすかそれ。 ( じっと見つめていると視線は逸れていき、こちらもあまり長く真剣な表情を作るのも耐えられなかったのか力が抜けたようにいつもの明るい表情に戻るとくすくすと笑い。 「 んー…、あんまり昔の話は避けたいっすけど、女の人とも男の人とも付き合った事はあります。 でも、自分から好きになった事無くて、好きになった人とこうして一緒にいるのは檜山さんが初めてなんすよ。 だから、いつもの調子が出ないんです。 」 格好つかないし、昔の恋人とどうだったという話もすべきではないし、で少し言い澱みつつ、本音を零し。 どちらとも経験はあるものの、人を好きになるという事があまりなくちょっとした悩みでもあったが、相手を好きになれたことで反動が大きく手に入れるまで執着して今に至る。 いざ付き合ってみると案外緊張してしまっていて、はは、と苦笑を浮かべて。 「 …もう一回?、 」 相手の視線の先は自分の唇で、ふっと笑うともう一度した方がいいのかと問いかけるが、答えを聞く前に唇を奪い。 触れるだけでは物足りず、首元に指を這わせ後ろにもっていくと自分の方に寄せ、啄むように口付けを繰り返し。 )
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