先輩 2018-03-26 09:24:42 |
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…ッ 、!、 ( していたいと言えどこれ以上はしつこいだろうと我慢して唇を離し、屈めた体を起こそうとすると、相手の口から自分の名前を呼ばれて。 初めて相手の声で呼ばれた名前は今までの誰より頭に響き、目を丸くし思考も動きも一瞬停止してしまい。 ソファの背もたれを越え、相手にずいっと迫ると、風呂上がりの熱なのかそれとも相手に名前を呼ばれたことで赤面した熱なのか自分ではわからないほど熱を持った頬を相手の首にすり寄せ。 「 … もっと、もっと呼んでください。 」 顔も体も熱く、どくんどくんと脳内に響く心臓の音はこんなに近付いたら相手に聞こえやしまいか、という普段なら気にしてしまう不安も、今は名前を呼ばれたことに気を取られていて。 )
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