先輩 2018-03-26 09:24:42 |
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そうですよ、だから俺のこと早く好きになってください。 先輩のことこんなに好きな人間なんて、俺ぐらいしかいないでしょ ?、 俺、絶対幸せにしますから。 ( こんなに人を好きになるのは自分でも初めての体験で、ならきっと相手にだって初めてだろう、というか都合良くそう思いたくて。 自分の言葉を信じて欲しくて、相手の手を握れば表情は笑っているものの真剣な目で言えば。 「 もちろんですよ。 先輩が俺のことだんだんちゃんと見てくれるようになったのかなー 、 とか。 俺のこと好きになってくれるかなー、 とか。 俺が知らぬ間に好きになってくれたかな ー、 とか ?、 なんて。 あ、いつのまにか着いてたんすね。 送ってくれてありがとうございます、 お土産も。 今度母親のお裾分け持ってきますね !、 … あ、言うの忘れてた、 先輩、先輩の今日の格好俺結構好みなんですよね。 眼鏡、似合ってますよ。 じゃあまた!、 」 相手の後をついていき、車の助手席に乗り込めば膝に土産のチーズケーキを安定させて置いて。 上記のようの真剣になったり冗談を言ったりしていると、いつのまにか自宅前についている事に気付く。 手元にある相手がくれたチーズケーキを少し持ち上げ、礼を言うと。 先程相手宅で約束したことこ忘れず告げて。 車のドアをあけ、出ようとしたところで止まり、言い忘れていたことは相手の今日の私服のことで、じっと前を見つめてこちらを見ようとしない相手の顔を覗き込んでそれを告げると今度こそ車を出る。 相手が去ってい間も手を振り、見えなくなるまで見送って。 )
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