先輩 2018-03-26 09:24:42 |
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嫌だ、絶対に観ねぇからな。それに俺の家に映画はない。あったとしても観ない。( 何が ' じゃあ ' なんだと眉間に皺を寄せ。映画を観るのは好きなのでDVDはあるが、ないと嘘を。テレビの周りにごちゃごちゃと何かを置くのが嫌いなので、別場所にDVDは纏めて置いておいてよかったと内心安心し。「 なってくださいって、随分と上から目線で無茶なお願いしてくるんだな 」自分から言われたら断れないなんて、やっぱり相手は意味が分からなく。意味わかんねぇ、とだけ呟き返し。相手の根拠の無い自信はどこから来るのか。挙句の果てには好きになれとお願いされたのだから呆れたように上記を。相手らしいといえば相手らしい発言で。「 … それでいいなら、んでそんなに不満そうなんだよ。それに、別に赤くない … 。」それでいいなんて言いつつも、相手の顔は不満げ。何が不満なのかも分からないし、まるで恋人のような目線で話してくるのも自分には分からなく。耳に触れられた相手の手はひんやりと冷たく、相手の手が冷たいのか自分の耳が熱を帯びているのか。きっと後者だろうが、赤くないと否定し。羞の感情と普段人に触れられることがない耳を触られたからか、緊張していた分の力がへにゃりと抜けてソファに全体重を預けることになり。チーズケーキが焼けるまでのもう暫くの辛抱だと自分に言い聞かせて羞恥を我慢して。 )
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