先輩 2018-03-26 09:24:42 |
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( 車を走らせている途中はお気に入りのラジオを流し。家とは逆方向で滅多に通らない道にはまだ見ぬ美味しそうなケーキ屋が幾つかあり。このままドライブでも楽しいんじゃないかと思うが、目的を果たす為に車を走らせる。暫くすると駅が見えてきて、昨日の記憶を頼りに店を探す。両サイドの店を注意しながら見ていると、落ち着いた雰囲気で、外にはカフェテラスもあり。駐車場に車を止めて看板を見てみると、喫茶店も兼ねているようで。当たりの店だ、と期待して車を降りると、店内に入る一人の男性が。こういった店に男性が一人で来るのは滅多に見ないからか直ぐに目に留まり。自分と同じく所謂スイーツ男子なのかと勝手に仲間意識を感じたりしながら店内に入ると、店のお菓子を注文して食べられるとのことだったので喫茶に並ぼうと喫茶店側に行こうとし。数人並んでいたので一番後に並ぶと、数人先には先程の男性が。案外直ぐに自分の番まで回ってきて席に案内されると、席に座り。店内を見渡していると隣の机には、面倒臭いので一番今日会いたくなかった後輩の姿があり「 … はっ、三好?!んでお前がここに居るんだよ ! 」とかなり吃驚した様子で。あまりに偶然すぎて本当にあの後輩なのかと確認するが、確かに見間違えではなく。普段着だし髪型も少し違うので後姿では相手だと判断出来なく、分かっていたら時間をずらしたのに、と心のなかで溜息を。 )
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