死ぬ夢 何かに追いかけられる あたしは懸命に生きようと逃げる だけど襲うのは、追いかける“何か„だけじゃなかった 現実という物 過去という物 それにぶつかり、転がって、追い付かれて 追いかけて来る“何か„があたしを喰う ぐちゃぐちゃと 体が裂けていく 大量の血 体中から出て行く 意識が朦朧としていき 最期の一言 あの人に……会い……たかっ――――……