(また大赦の職員が友奈に耳打ちして このマンションの住民は全員大赦の職員とその家族だから、なにか困ったことがあれば誰にでも相談すればいいことを伝え それから部屋は最上階の30階で、友奈と東郷どちらでも虹彩認証でロックが解錠できることも合わせて伝えて) わたしと暮らすのが、楽しみ? なんの役にもたたないわたしなんかと? (車イスを押してもらいながら少し自嘲ぎみにユーナの言葉を疑って)