ありがとう ここでいいよ (井戸の近くまで車イスを押してもらって 冷たい石だたみの上に下りると、足を引きずって水場に近づいて) わたしは、友奈ちゃんを守る! (静寂の中に凛とした声が響いて 桶に汲んだ刺すように積めたい水を肩から流して) ・・・! (歯をくいしばりながら、続けて2杯かぶって)