恋慕ふ *　

　……… もしかして、この補習、私ひとりだけ …？（　先日ふいに手渡された夏休みの補習案内の用紙。勿論科目は数学。試験の解答用紙を返却され、自身の点数を目にした時から何となく、そんな予感はしていたものの、いざ夏休み中の登校を思うと落ち込まざるを得なかった。それでも何よりの救いは、補習を担当してくれるのが、普段の授業通り神畑先生だということ。小テストも含め毎回散々な点数を叩き出している己に対しても、他の生徒と変わらずに接してくれる人柄に、日々温かいものを感じていて。しかし、まさかこの補習を受ける生徒が自身一人だけだとは思ってもおらず、教室の席でいくら待っても誰も入ってくる気配が無いことに、心はそわそわと落ち着かずにいて　）


（　/　いささか長くなってしまいましたが、絡み文の方、漸く完成しましたので提出させて頂きました！ もし此方のロルに苦手な形式などありましたら、遠慮無く仰って下さい …！ 特に不明点などございませんでしたら、この本体会話は蹴ってしまって大丈夫ですので、どうぞ宜しくお願い致します ＊　）