⛩ 　魂の守護　

＞ＡＬＬ

（　行く＿＿＿斯く称される一月はぼんやりと過ごす日々の中を駆け抜けて、気付けばもう終わりが目前まで迫るとある日の午後。昨日迄とは事変わる外気の温度にふるりと肩を一つ震わせて。寒さの余り洩らした言葉も行く宛先無く、真白に変化し宙へ掻き消えていく中で、木材で作り上げられた床を軋ませ乍ら歩を進める。こんな日に外に出るなんて考えられない。一人思考の中で独りごちて、結露の出来た窓硝子へと垂々目を向けた。
通りで寒いわけだ、＿＿そう思ったのも、双眸に映るちらほらと舞う雪が先程迄は見当たらなかったから。日々訓練はしているが、如何も雨や雪の降る泥濘んだ地での戦闘には未だ慣れていない。もし積もったならば、誰かと練習がてら雪合戦をするのも悪くはない。誰に相手をして貰おうかと策す子供の様に、眇たる笑みを口許に浮かべつつも、暖かい場所を求めその場から歩み出し。　）




（／　参加許可、及びお褒めの言葉迄有難うございます！また、他の方々の素敵なｐｆを拝見致しまして、此れからのお話が格段と楽しみになりました。拙劣乍らも皆様に向けての絡み文を投下させて頂きます。絡み辛いとは思いますが、どうぞお相手して頂ければ幸いです。　）