アヤカシ 2018-01-21 22:56:27 |
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名前/峨蛇
読み/がじゃ
性別/男
容姿/長身痩躯、数字にすれば190cm程はある細身の大男。外見、声の質等から判断するに人間で言う所の齢三十後半から四十に掛けてだろうか。生気の感じられぬ青白い肌、纏う雰囲気は薄気味悪い。腰まではあろうかと言う長髪は混じり気の無い純黒、男のそれにしては艶があり滑らかな指通りである。真ん中で分けた長い前髪は顔の輪郭を隠す様に胸元まで流れる。毛先は寸分の狂い無く一直線に切り揃えられ、癖は無く真っ直ぐに伸びている。目尻の吊り上がった切れ長の目には仄暗い黒の瞳をもち、長く下向きの睫毛に縁どられている。黒地に金の糸で蛇の模様を描いた和服に濃灰色の帯、その上から黒い羽織り、足元を見れば裸足に黒塗りの下駄と言う全身黒尽くめの風貌。左手の指先から肩に掛けては、黒蛇の硬い鱗に覆われている。長く鋭利な黒い爪は当然ながら、人間のそれとは硬度も強度も異なる物。口を閉じている間は分からないが、先がふたつに割れた長い舌をもつ。左腰に勾玉型の印が刻まれている。
性格/一言で言えば食えない男。振る舞いそのものは年の功と言うべきか、そう揺らぐ事の無い余裕を湛えた穏やかなものだが、如何せん人を惑わせて愉しむ様な胡散臭さが透けて見える。本質は狡猾で利己的、何をするにも己への影響を重視する抜け目の無い性格。他者に対して信頼を置く事そのものが稀である一方、繋がりをもつ事には特段の抵抗が無い。寧ろ利用出来る人脈はより多く手の内にあるべきだとすら考えており、生きた年月の長さも相俟って広い人脈をもつ。こんな性格をしているが、その分力を貸すと判断した相手にはそれなりの評価と思い入れをもっている。信頼や愛情と言うよりは、長い年月を生きる己と比べまだ年若い彼のもつ瑞々しさを楽しみたいと言う欲の方が勝る。手を結んだ以上は彼を見捨てる事は無いが、自発的には動かない。あくまで彼の求めた時、求められた働きをする。
備考/細々とした繁栄ではあるものの、古くから存在する黒蛇の一族に生まれたひとりである。途方も無い寿命をもち、既に数百年と言う年月を生きてきた。この世に生を受けた当初は一匹の黒蛇に過ぎなかったが、長い年月を経てその妖力を高め人の形を取る事が出来る様になってから数百年。現在は、常に人の形を保てるだけの妖力を身につけた。己の意思によって人の形を解く事も可能、本来の姿は黒い体に金色の瞳をもつ巨大な黒蛇である。守護者には、遠距離且つ広範囲の音を聴き取る事の出来る極めて精度の高い聴力が付与される。息遣いや僅かな足音、距離によっては心拍の音まで聴き分ける事が可能。これにより、守護者は迅速且つ的確に敵の居場所と数等を把握する事が出来る。但し、状況によっては命取りになり兼ねない能力である為、常時発動するものではなく任意発動のものとなる。自身は水を司り、水流を意のままに操る力をもつ。激しい水流で薙ぎ払う他、造り出した水球の中へ閉じ込める等、広範囲の攻撃を得意とする。反面、一撃で与えられるダメージで見れば他の妖に劣る面もある為、攻撃能力ではあるが守護者の補佐的役割を果たす場面が殆どである。
(/質問への丁寧なお返事を有難う御座いました。>12にて清霊隊隊員(男)付きの妖(男)のkeepをお願いしていた者です。不備等御座いましたら、お手数ですがご指摘をお願い致します。)
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