案内人 2018-01-21 01:33:04 |
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【東の国】
工業が盛んな国。8割方男性で、武器や装備品をつくり、フリールに送るのが国としての役目。ビルや工場が立ち並び、煙でおおわれた国、と印象はよくないかもしれないが、彼らは好きでこの世界で社蓄をしているだけなので「この世界にきてまで働いてばっかりでいいの?」などと訊くことはナンセンスである。生まれつき黒髪が多い。この国出身の人は、物作りの魔法に特化している。
この国にも王がいる。心優しいオジサマで、武器開発が大好き。他の国とは仲良しだが、特に商業国であるフリールには一番世話をやくようにしている。
【西の国】
犯罪者を取り締まる国。酒に酔って暴れた人、現実世界に帰りたくてゲームをプログラムから壊してやろうとした人。罪の重さは様々であるが、罪人たちが集まっている。ちなみに、殺人は罪には入らない。自ら好んでこの国に来るやつはほとんどいなく、住民の9割9分罪人なので、彼等同士はわりと仲がいい。ただ、罪人の中には「この世界から出たくて罪を犯した者」と「そんなつもりはサラサラない者」と2パターンあるため、それらの者同士の壁はあるらしい。生まれつき金髪が多い。この国出身の人は、相手に害を与える魔法に特化している。
国王は中学生にも満たない少女のような外見をしている。無論、現実世界では少女ではない可能性もある。現実逃避、手っ取り早く死ぬためにゲームを始めたというのに、死ぬことができないということが発覚し、どうにかしてゲームのシステムを変えてやろうと、日々ゲーム世界解体に精を出している。……プログラムであるボクは、彼女の解体対象になってしまうから、あまり西の国にはいかないようにしているよ。
【南の国】
農業が盛んな国。日の沈まない国で、雨が降っても日が隠れない。雲がみえなく、いつでも快晴だ。ここでとれた食物もフリールに送られるが、実際に南の国に来て、少しでも農作業を手伝えばタダで食物がもらえるため、よく他国から人が訪れる。生まれつき茶髪が多い。この国出身の人は、物に魔法をかけることに特化している。
ここの国王は青年で、天候操作を得意といる。国民が雨を降らせてくれといえば天気雨を降らすし、子供が雪で遊んでみたいといえば、城の中庭に雪をつもらせる。
【北の国】
吹雪が耐えない。常に1m雪が積もっている状態なため、近所を回るだけでも一苦労。石油や木炭、鉱山物がよくとれるため、なんとかそれで経済を繋いでいる状態。ハーフリームはモノカルチャー経済が主流である節があるが、北の国は特にそれが強い印象を受ける。生まれつき白髪が多い。北の国出身は(耳や目が特別よかったり、脚力が人一倍あったりと)身体能力が高めだ。
ここの国王は気弱な青年だ。物を冷やしたり温めたり、凍らせたり溶かしたりする能力を持つ。
【デビド国】
フリールの上空に浮かぶ雲の国。黒い洋風な城がひとつポツンとあるだけの国で、それ以外の詳細はあかされていない。噂によると、魔王は小さな子供らしいが…。
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