◆　Welcome to Sycamore Hills Highschool!【指名制／置きレス／3L】

❲　Name　❳ 嶋田 玲衣　Shimada Rei・通称レイ “Ray”

　( 本名：宇野 玲衣　Uno Rei 、詳細は後述 )

❲　Grade/Gender　❳ １０年生・１６歳、女

❲　Commission　❳ Alexander "Lex" Osloman


❲　Personality　❳ 日本では一見すると、少し容貌が華やかな程度の、まずまず平均的な十代少女。はきはきしていて頭の回転が速く、学校では成績も立ち位置もだいたい上の中程度。運動神経もかなり良い。年頃並みのお洒落もするし、映画を見に行ったり、ケーキ屋でお茶をしたりする。しかしその実、離れて暮らす両親に久しぶりに会いたいからスイスに短期留学してみる、等とのたまってからすぐに海を渡ってしまう、妙なところで肝っ玉のある性格。
だが、スイスでも殊更便利なチューリッヒにある最先端の学校を第二の学校と定めるほどに、純粋な都会育ち。電車のダイヤが昼間から30分以上空くことなど有り得ないし、流行りの服や鞄や靴を求めてウィンドウショッピングができないなんて耐えられない。両親の財力もあって、本物ほどではないにせよお嬢様のように育てられてきたこともあり－―つまり突然のモンタナ移住とそこでの新しい生活は、とにかく怒涛の驚愕の連続であった。「マフィアから身を守るためにアメリカに移住する」ということには全く動じなかったというのに、「時折農場から脱走した牛が道路を歩いて牛糞を落としたりしている」ということについては悲鳴を迸らせるという、わけのわからない精神構造の持ち主である。
日本人にしては珍しくものをはっきり言うたちなので、「三歩下がって静かに淑やかに微笑んでいる日本人女性」という幻想を抱く人々にはむしろ怒りを抱かせた。海外での日本人女性の人気もこの性格のため適用外。しかし元来ひとりでも平気な性格なので、浮いていてもあまり気にすることはなく、のんきに本を読んでいたりするが、かといって内向的な印象は与えない雰囲気を持つ。目の前で行われるいじめは見て見ぬ振りができない方。しかし浮いている子に好意的に声をかけても、それが（現状の）自分では尚更その子を困らせてしまうことになるのだと気づくのは、少し経ってからの事。現時点ではあまりにも未熟。
しかし容姿はそこそこ可愛い方であることと、女子高時代の友人の影響で日本の漫画・アニメをある程度知っていることから、もしかしたら其方方面のギーク男子とは親しくなれる可能性あり。
最初モンタナに示す拒否反応が地元の人々に嫌われる要因だと気づかずに、思うままにふるまってしまった。しかしレックスと交流をするうちに己の過ちに気づき始め、自分の「変えるべきところ」と「変わらずにいるべきところ」を模索してから変わり始める。元々都会らしい流行りへの敏さやお洒落のセンスはあるので、そこをきっかけに少しずつ女友達ができるかもしれない。

❲　Appearence　❳ 頭蓋骨自体が少し小さめで、すっとラインの鮮やかな顎。肩下に差し掛かるほどのまっすぐで指通りの良い黒髪。黒目がちな瞳は、母方由来の淡いヘーゼル色。ヨーロッパの血が流れていることを窺わせる、日本人らしからぬはっきりした濃い目元や筋の通った高い鼻、薄い唇。睫毛が長い。
しかし体型の方は日本人らしくいかにも華奢で、手足や腰つきは細っこく、肌は真っ白（それでも白人に比べればいくらか黄色味がかっている）。日本人基準では普通程度の胸の大きさだが、アメリカの豊満な同年代たちと比べてもの寂しいほどに凹凸が少ない所謂スレンダー。
お洒落の意識が現れた服装は、日本・東京ではさして浮かないものの（むしろ渋谷で遊ぶ友達に比べれば地味な方）、アメリカ・モンタナではかなり目立つ。ほんの少しだけパンクな要素をはらんだもの、露骨すぎない程度にガーリーなもの、ちょっとだけボーイズっぽく、質が良い生地でカジュアルに、など、行き過ぎない程度に多様なファッションを着飾るのだが、生地・配色・小物・バランスなど、細部に至るまで自然と気を遣うため、モンタナ基準ではむしろ「ファッション誌にでも載りたいの？」というような印象を受けてしまう。

❲　Fluency　❳ スイスの最大都市・チューリッヒのインターナショナルスクールに通っていたため、英語で行われる授業自体にはさほど難なくついていける。しかし私生活や交友ではドイツ語が主だったため、どちらかというとドイツ語で話す方が楽。英語の流行りの口語表現などはすぐには出てこない。英語についてはとにかく良くも悪くも受験勉強的な取り組み方だったので、文法を崩した日常会話にはかえって混乱してしまい、そこにアメリカの地方特有の訛りなどが混ざってしまえば、更についていけなくなる。このため、日常会話についていけない苛立ちを何故かドイツ語でつぶやいて、当然ながら「なんだよあいつ日本人のくせして」と周囲に思われてしまうこともしばしば。

❲　Background　❳ 日本人の父親と日本・スイスのハーフである母親の間に誕生した、クォーターのひとり娘。祖父母が資産家であり、両親も所謂エリートなので、日本ではそこそこの金持ちだった。当然の流れのように全寮制の私立の女子高に通い、両親が海外赴任の間も都会の寮生活を楽しんでいた様子。
現在は田舎の街並みに溶け込むべく、ごくありふれた一軒家に親娘３人で暮らしているが、隣には連邦司法警察省警察局（fedpol）から派遣されたガードマンの中年男性が同じく移り住んでいる。この“おじさん”は気の良い人で、本来はとても優秀なエリートの筈なのだが、モンタナののどかな暮らしに難なく溶け込んでいるようだ。地元の人たちと共に猟すらするほどに仲良くなり、レイ自身も「おじさん」と呼んで懐き、時折相談を持ち掛けたりする。ちなみに熊のようなずんぐりとした丸い体形、如何にもヨーロッパ系の赤ら顔で、愛嬌のある笑みが特徴的。
『とある理由』については、一言で言えば「証人保護プログラムによる強制移住」。スイスで働いている両親がマフィアの資金洗浄とそれをめぐる殺人事件に巻き込まれ、2011年に導入されたばかりの同プログラムが即刻適用。当時同国にドイツ語メインで短期留学中だった娘の自分もそれに巻き込まれ、一家揃ってアメリカのド田舎に移り住むこととなってしまった。保護の終了は、件のマフィア全員が捕まって有罪判決を受け、刑務所に送り込まれるまでとされている－―が、組織や事件の規模の大きさ、捜査の難航具合から、最低でも数年はかかってしまう計算らしい。

❲　Request　❳ レックスについてですが、「フットボールチームのスター」とのことで、アメリカの青春映画などに登場する、典型的なジョックぶりを発揮してくだされば！　しかしその一方で、横柄でプライドの高い俺様アスリート、というヒール役の彼とふとしたきっかけで親しくなれたらという願望も持っています（必ずしも恋愛展開を希望というわけではなく、友情によって結ばれるのも全然ありです）。家が裕福ということから、日本の金持ちにはない、アメリカらしい金持ちっぷりを発揮してくださると尚嬉しいです。頭が悪い、影の薄い生徒を脅かして宿題をやらせる人を罵って馬鹿にすることも大好き、というマイナス要素はむしろ大歓迎なので、じゃんじゃんやってくだされば……！何なら（軽く数程度に）マリファナをやっているくらいでも構いません。そしてそれと同時に、そういうマイナス要素と表裏一体の魅力（自信家、リーダー気質、パワフル、高校の生徒たちへの影響力がある）なども発揮してくださると嬉しいです。容姿については特に指定はございません。性格の萎えはジョックらしくない＝気弱、貧相、対人態度が全体的に優しい、などです。

❲　Others　❳ 上に書き込むと全体が長くなってしまうので、ストーリーの希望を此方にて。『証人保護プログラム』というキーワードから、部分的には映画『噂のモーガン夫妻』のようなものをイメージしています。両親が犯罪に巻き込まれた煽りを受けてともにアメリカのド田舎に移り住むこととなってしまった東京育ちの都会っ子少女が、周囲から露骨に浮いているというのに、そこで暴君の如く君臨するアレックスと真っ向から対立し、しかし日常のふとしたことがきっかけで彼と親しくなる……というような。
レイひとりに関して言えば、最初は「郷に入って郷に従う」ができずに街から浮いていた少女が、しかし彼女なりに変わったり、あるいは変わらぬまま己を貫いたりして次第に町の人々と打ち解け、その町の人間になることができる、という成長を遂げられたらと思います。そしてその最大の要因がレックスになれば、と。
欲を言えば、スイスからとうとう居場所を突き止めてきたマフィアたちがモンタナに乗り込んできて、レイと一家の命を突け狙う……という展開もやりたいです。それに対して、そのころには礼を受け入れ、田舎町でありなかなか外的刺激のなかった町の人々が、「面白いことが起きやがった！」と町全体で反応してくだされば。もちろんレックスとも、片田舎の街で起こるはずのない冒険をともにできればと考えています。レックスの方にも、レイと出会ったことで「変わらないまま変わった部分」が生じたりすると嬉しいです。

❲　Sample Roleplay　❳

（時折舗装のされていないでこぼこ道をがたんがたんと揺れながら進む、ところどころ塗装の禿げた真っ黄色のスクールバス。その左前方の席に腰掛け、激しい揺れと周囲の好奇心剥き出しのまなざし、かなり露骨なひそひそ声に痛む頭を抱えながら、この気分の悪い登校が毎日続くのだろうか、と早くも辟易した気分に陥りかけていて。しかし長い通学時間もどうにか終わりが来たようで、アメリカらしく豊満というには過ぎる太い体格をした黒人女性の運転手が、不意にバスを停車させ、黒人訛りの強い英語で生徒たちに降車を促す。ああ、ようやく着いたんだ、と安堵して、我先にと降りていく生徒たちに揉まれるようにしてステップを降り……しかし、すぐ先に広がる後継光景に思わず茫然と立ちすく下。
それはこの辺りではごく普通の高校なのだが、東京の瀟洒な城のような外観の女子高、スイスのガラス張りのナショナルスクールに通っていた時分には、あまりにも－―古臭く見えてしまったのだ。引っ越してきたばかりの日に探索してみた町もずいぶん田舎っぽかったけれど、まさか学校までこうだなんて。おまけに後方には、稜線の険しい雄大な山脈がでんと腰を構えている。思いっきり、大自然の中の学校だ。でもそれは、チューリッヒのスクールから見渡せたような、ポストカードのような鑑賞的なものではなくて、本当に生々しい、迫りくるような大自然だ。
うそでしょ、今日からここに通うの？　とドイツ語でつぶやいたその後ろから、「早くどけよ日本人」と、男子がぶっきらぼうに突き飛ばす。普段ならすぐさま何かしらのリアクションを取っただろうけれど、今はとにかく、新しい環境への衝撃でろくに反応できなかった。よろりと脇によけたあとから、生徒たちがちらとこちらに奇異な目を向けてから、がやがやと学校に入っていく。それを見て、もう一度ドイツ語で呟いた－―本当に、なんてところに来ちゃったんだろう。）


（＞０をひと目見た瞬間から、ああああまるで映画のようなアメリカンティーンズワールドを本格的味わえるトピックがある最高かよ！！ と大興奮し、レス解禁をじりじりとお待ちしておりました……！このようなトピックを建ててくださりありがとうございます、是非とも参加希望です。普段はもう少し短いロルを回すかと思いますが、ご指定があれば合わせます。
肝心の指名生徒につきましては、どの生徒も大変魅力的なのですが、レックスの説明の「まさに外道」で吹き出すのを耐えられなかったため、宜しければ彼を指名させてくださいませ。名簿の中では日本人転校生との喰い合わせがいちばん悪そうですが、なりきりでここまで悪の個性を持つキャラクターを指名できる機会自体大変器量なので、主様の心置きなく、ワルな屑であるレックスを演じていただけたら幸いです！
また少々脱線した話になるのですが、当方、恥ずかしながらメグ・キャボットの発刊するアメリカの高校生の小説が大好きでして……中でも『人気者になる方法』や『Jinx 恋の呪い』が、いかにもあの、アメリカの高校独特の世界らしくて大好きです。映画についても、『ブレックファスト・クラブ』や『モテる男のコロし方』、ホラーに至っては『キャリー』などが大好物でございます。いずれもアメリカの高校独特の世界が扱われている作品であるため、主様がご存知かわかりませんが、参考にしてくださればと……！
好き放題つらつらと書き連ねてしまいましたが、もしも相性が合わない、ちょっとグイグイ来すぎて何こいつ怖い……ということでしたら、遠慮なくおっしゃってくださいませ。このようなトピックの誕生を一目見られただけでも本当にありがたかったので……！どのようなものでも構いませんので、主様のお返事をお待ちしております。）