◆　Welcome to Sycamore Hills Highschool!【指名制／置きレス／3L】

◆　Summary ――― 概要

　　▷Sycamore Hills Highschool

シカモア・ヒルズ・ハイスクール、通称シカモア・ハイは今年の夏で創立30年になる普通の公立高校。どの高校にもあるような二階建てのキャンパスで、どの高校でも教わるような教科を教えている。シカモアは引っ越してくる者が極端に少なく、また出て行く者もあまり居ない街なので当校に通う生徒は皆幼稚園からの知り合いだ。外国人生徒なんて滅多に来ないので、当然生徒は困惑するだろうし、教員さえもどう対応したらいいのか分かっていない。

　　▷About Sycamore

シカモアは住宅街、ガソリンスタンドと小さな店が揃った大通り以外には何も無いど田舎なので、日本の都会か郊外地域から来た者は酷く不便に感じるかもしれない。その代わり広大な自然には何処よりも恵まれており、背景に映る美しい山々以外にも、気軽に遊びに行ける針葉樹の森や学校のすぐ裏側を流れている川などはどれも美しい。奇しくも明と暗の併存する山里で、貴方はどんな出会いを見つけるのか。


◆　Regulations ――― ルール

✴ 此処は一対一の指名制なりきりトピックです。参加者様の、他の参加者様との交流を禁止いたします。

✴ ロルは最低300文字です。1000文字までは対応可能ですが、長いロル程、こちらの返信期間が長くなる事をご了承ください。終始ロル、小説ロル、心情ロルは歓迎いたします。また、主がこれらを愛用しておりますので苦手な方はご注意ください。

✴ 半角カタカナの使用、過度な漢字の使用はお控えください。

✴ アンカーはレス番号にてお願いします。

✴ Keepはございませんので、募集期間中はいつでもプロフィール提出を受け付けております。指名被りも問題ありません。但し、一度にお相手できる人数には限りがございますので（通常2~4名様）、不安でしたらお声掛け頂ければ枠を確保することも可能です。

✴ 恐縮ではありますが、参加者様のプロフィールを拝見させていただいた上で相性などを考慮して選定させて頂くことになります。プロフィールの訂正が可能である場合、その旨を提出の際にご明示頂きますようお願い致します。

✴ リセットは3週間。事前の告知により延長可能です。

✴ 状況ロル（超越した小説ロルと捉えて頂ければ）が入る事があります。またその際、主がモブを動かす（状況ロルの一環として一時的な多役をする）事がございます。

✴ 具体的なあらすじや、提供キャラの詳細等は出来るだけ参加者様のご要望に沿わせていただきたいと思っております。どうしても此方に任せてしまいたい場合はそう仰ってくださっても構いませんが、参加者様のPCが抱える『とある理由』が物語の核心に迫ると思いますので、ある程度のご協力があるとスムーズに進行できるかと思われます。宜しくお願い致します。

✴ ルールをすべて呼んだ証として、プロフィール提出の際には『初めてスクールバスを降りて学校を見たとき』『朝会で生徒全体にある事をするよう指示が出るが、うまく聞き取れず困っているとき』『初めてカフェテリアでランチを頼んだが、選択式のメニューに慣れず、どれを選ぼうか迷っていると後ろに並んでいた生徒に「とろい」と言われてしまったとき』のいずれかのシーンでロルテストをお添えください。


◆　Disclaimers ――― 諸注意

当トピックでは、外国人に対する差別的意識やいじめ等の現実社会に実在する問題を取り扱っている他、所謂「白人系アメリカ人」に対するステレオタイプの様なものも含まれております。当方は決して、この様な事態を推認・推奨している訳では御座いません。苦手な方は是非、今の内にブラウザバックをお願い致します。

題材の性質上、全体的な雰囲気としては鬱気味、もしくは不気味になる可能性が高いです。展開次第では甘くも苦くも持っていけますので、ご要望などがあればお気軽にご相談ください。

また、主のロル数、レス頻度には多少のムラが生じますが、お聴し頂けましたら幸いです。

✴追記
特に表記のない場合、台詞は全て『日本語で話した』もしくは『口に出していない（心情ロル等で）』ものとみなします。英語で話した場合、引用符（"　"←これ）で囲んで下さい。これは、主・参加者様双方の台詞及びロルで共通のものとします。
機種の関係などで引用符を打ち出すことが面倒な場合、他の記号を用いることも検討致しますので事前にお伝えください。


◆　Student Nominee ――― 指名一覧

▷ Amelia Turner

アメリア・ターナー　11年生♀
【募集】同い年OR後輩、異性
優等生にして生徒会会長( "The Teacher's Pet" )。校内のカーストに嫌気が指していて、逆説的に立場の弱い生徒の味方になろうとする。一部の生徒については手を付けられないと諦め気味。周りからは尊敬されているが、面倒くさい性格故に煙たがられている。

▷ Audrey Vasiliev

オードレー・ヴァシリエフ　10年生♀
【募集】同い年、同性
空気の読めない構ってちゃん( "The Attention Whore" )。成績という意味での頭は悪くないが、若干頭のネジが外れていて、わざとなのか天然なのか場違い発言が目立つ。顔は可愛いが嫌われ属性。究極の目立ちたがり屋で、学校の噂のスポットライトをひょいと持って行った日本人に腹を立てている。

▷ Kathryn O'Connor

キャスリン・オーコーナー　9年生♀
【募集】同い年OR先輩、異性OR同性
むっつり無口。いつも本を読んだり、勉強をしたりしている( "The Nerd" )。少数の友達としか絡まない。隠れオタクで、友人にも内緒で図書館の漫画を漁ったりネットでアニメを見たりしている。生で日本語を聞けることに感嘆するが、嫌われ者に話しかけると自分まで嫌われてしまいそう。

▷ Ernest Lindall

アーネスト・リンダル　12年生♀
【募集】後輩、異性
美人。学校一の人気者にて、権力者( "The Queen" )。アメリアとは対象的に、彼女の事を心底敬う者も居れば、心底うざがっている者も居る。また、煙たがられると言うよりは恐れられている。性格が悪いと思われがちだが実際はそうでもなく、自由奔放なおっとりさん。今まで一度も見たことの無いジャパニーズに興味津々。

▷ Matthew Craigner

マシュー・クレグナー　9年生♂
【募集】同い年、異性
クラスのムードメーカー( "The Class Clown" )。ピエロのように皆を笑わせる事に喜びを感じるが、強い正義感の持ち主でもある。その上ロマンチストでフェミニスト。一途で真っ直ぐな性格をしており、嘘がつけない。不正や不公平が許せないが、育った環境が環境なので、全く先入観が無いということはない。

▷ Lucas Tennorite

ルーカス・テノライト　11年生♂
【募集】同い年、異性OR同性
学校位置の秀才( "The Genius" )。11年生にも限らず、学校で唯一、今年度のSAT（アメリカ全土の共通テスト）で満点を取った。気難しい訳でもガリ勉という訳でもなく、それなりに広い交友関係の輪を持つ。あまりレベルの高くないアメリカ数学のテストを易々とこなす転校生に対抗意識が芽生える。

▷ Alexander "Lex" Osloman

レックス・オズローマン　12年生♂
【募集】後輩、異性OR同性
フットボールチームのスター( "The Quarterback" )。絵に書いたように横柄でプライドの高い俺様アスリート。家は裕福だが頭は悪く、影の薄い生徒を脅かして宿題をやらせる。人を罵って馬鹿にすることも大好き。正に外道。ついには生徒会さえも止められなくなってしまった。彼に良心は一欠片でも残っているのだろうか。

▷ Oliver Bleue

オリバー・ブルー*　10年生♂
【募集】年不問、異性OR同性
シカモアでは珍しく、移民であるフランス人の父を持つ……にも関わらず、個性がなくて物凄く普通。フランス語は話せない、ピザとコーラをこよなく愛す一般的なアメリカの子供。一日中、携帯につきっきり。『君子、危うきに近寄らず』がモットー。



*オリバーをご指名の場合、貴方との接点がまるで無くなってしまうので、貴方から何らかの理由をつけて積極的に動く必要があります。それはそれで面白いのではないかと……いえ、決してネタ切れではありませんよ？

◆　Transcript ――― プロフィール作成


❲　Name　❳ 特別な理由がない限り、和名限定。英字表記もお願いします。
❲　Grade/Gender　❳ 学年、性別。学年は9~11の間なら自由、但し学年・性別共に募集指定と矛盾の無いように。
❲　Commission　❳ 指名（被りOK）

❲　Personality　❳ 性格。ご自由に。詳しく書いてくださると助かります。

❲　Appearence　❳ 容姿。ご自由に。シカモア・ハイは私服です。美化OK（PCの見た目によってモブや提供キャラの対応が変わることもあります）。理由がある場合は一般的な日本人らしくない風貌も可、現実的に有り得ないものは不可。

❲　Fluency　❳ 英語力。全く分からない、それなりに勉強はしていたが多く語るほどは喋れない、などご自由に。理由がある場合は流暢でも可。

❲　Background　❳ PCの背景。最低限、家庭構成や現在の生活環境（一人暮らし、ホームステイ、など）、そして転校して来た『とある理由』についての記載をお願いします。悲しい過去、ぶっ飛び設定等歓迎です（むしろ推奨）。その他、ご自由に。

❲　Request　❳ 此方の提供キャラの容姿や性格、その他萌え萎えなど。物語や雰囲気的ノリについての要望などもあればじゃんじゃん記載してください。

❲　Others　❳ その他、付け加えることがあれば。

❲　Sample Roleplay　❳ ロルテストです。

（／大変お待たせしました、只今よりレス解禁と致します。

主の嗜好がこれでもかと詰め込まれたような内容をここまでご通読頂き、有難うございます。

書き忘れていたのですが、「こんな子が居たらいいな」という意見も随時募集中でございます。基盤の設定（街の外を知らない白人）を崩さない範囲でしたらどんなアイディアでも取り入れていきたいと思っています。

そして、最後になってしまいましたが、もう一度だけ言及を。基本的には『参加者様PC』対『此方の提供PC』の一対一で進行する予定ですが、『参加者様PC』対『此方の提供PC、及びその他大勢』の一対多数の構成になることも有り得ると思います。異国の地で慣れない生活をしている感を出すためにやむ終えないシーンに限りますが、予めご了承いただきたく。苦手な方はプロフィールのご要望欄などにてご提示頂きましたら対応も然りといたします。

内容が内容なもので、果たして人が集まるのか不安なところもありますが、上記の通りKeepは無し／指名被りありですので、準備の出来次第いつでもプロフィールをご提出ください。お待ちしております！）


◈　Admission Guidance >>1-3

" This school is open only for those who are to abide our laws! "
(我々の規則を乱さない者に限り入学を許可する！)

❲　Name　❳ 嶋田 玲衣　Shimada Rei・通称レイ “Ray”

　( 本名：宇野 玲衣　Uno Rei 、詳細は後述 )

❲　Grade/Gender　❳ １０年生・１６歳、女

❲　Commission　❳ Alexander "Lex" Osloman


❲　Personality　❳ 日本では一見すると、少し容貌が華やかな程度の、まずまず平均的な十代少女。はきはきしていて頭の回転が速く、学校では成績も立ち位置もだいたい上の中程度。運動神経もかなり良い。年頃並みのお洒落もするし、映画を見に行ったり、ケーキ屋でお茶をしたりする。しかしその実、離れて暮らす両親に久しぶりに会いたいからスイスに短期留学してみる、等とのたまってからすぐに海を渡ってしまう、妙なところで肝っ玉のある性格。
だが、スイスでも殊更便利なチューリッヒにある最先端の学校を第二の学校と定めるほどに、純粋な都会育ち。電車のダイヤが昼間から30分以上空くことなど有り得ないし、流行りの服や鞄や靴を求めてウィンドウショッピングができないなんて耐えられない。両親の財力もあって、本物ほどではないにせよお嬢様のように育てられてきたこともあり－―つまり突然のモンタナ移住とそこでの新しい生活は、とにかく怒涛の驚愕の連続であった。「マフィアから身を守るためにアメリカに移住する」ということには全く動じなかったというのに、「時折農場から脱走した牛が道路を歩いて牛糞を落としたりしている」ということについては悲鳴を迸らせるという、わけのわからない精神構造の持ち主である。
日本人にしては珍しくものをはっきり言うたちなので、「三歩下がって静かに淑やかに微笑んでいる日本人女性」という幻想を抱く人々にはむしろ怒りを抱かせた。海外での日本人女性の人気もこの性格のため適用外。しかし元来ひとりでも平気な性格なので、浮いていてもあまり気にすることはなく、のんきに本を読んでいたりするが、かといって内向的な印象は与えない雰囲気を持つ。目の前で行われるいじめは見て見ぬ振りができない方。しかし浮いている子に好意的に声をかけても、それが（現状の）自分では尚更その子を困らせてしまうことになるのだと気づくのは、少し経ってからの事。現時点ではあまりにも未熟。
しかし容姿はそこそこ可愛い方であることと、女子高時代の友人の影響で日本の漫画・アニメをある程度知っていることから、もしかしたら其方方面のギーク男子とは親しくなれる可能性あり。
最初モンタナに示す拒否反応が地元の人々に嫌われる要因だと気づかずに、思うままにふるまってしまった。しかしレックスと交流をするうちに己の過ちに気づき始め、自分の「変えるべきところ」と「変わらずにいるべきところ」を模索してから変わり始める。元々都会らしい流行りへの敏さやお洒落のセンスはあるので、そこをきっかけに少しずつ女友達ができるかもしれない。

❲　Appearence　❳ 頭蓋骨自体が少し小さめで、すっとラインの鮮やかな顎。肩下に差し掛かるほどのまっすぐで指通りの良い黒髪。黒目がちな瞳は、母方由来の淡いヘーゼル色。ヨーロッパの血が流れていることを窺わせる、日本人らしからぬはっきりした濃い目元や筋の通った高い鼻、薄い唇。睫毛が長い。
しかし体型の方は日本人らしくいかにも華奢で、手足や腰つきは細っこく、肌は真っ白（それでも白人に比べればいくらか黄色味がかっている）。日本人基準では普通程度の胸の大きさだが、アメリカの豊満な同年代たちと比べてもの寂しいほどに凹凸が少ない所謂スレンダー。
お洒落の意識が現れた服装は、日本・東京ではさして浮かないものの（むしろ渋谷で遊ぶ友達に比べれば地味な方）、アメリカ・モンタナではかなり目立つ。ほんの少しだけパンクな要素をはらんだもの、露骨すぎない程度にガーリーなもの、ちょっとだけボーイズっぽく、質が良い生地でカジュアルに、など、行き過ぎない程度に多様なファッションを着飾るのだが、生地・配色・小物・バランスなど、細部に至るまで自然と気を遣うため、モンタナ基準ではむしろ「ファッション誌にでも載りたいの？」というような印象を受けてしまう。

❲　Fluency　❳ スイスの最大都市・チューリッヒのインターナショナルスクールに通っていたため、英語で行われる授業自体にはさほど難なくついていける。しかし私生活や交友ではドイツ語が主だったため、どちらかというとドイツ語で話す方が楽。英語の流行りの口語表現などはすぐには出てこない。英語についてはとにかく良くも悪くも受験勉強的な取り組み方だったので、文法を崩した日常会話にはかえって混乱してしまい、そこにアメリカの地方特有の訛りなどが混ざってしまえば、更についていけなくなる。このため、日常会話についていけない苛立ちを何故かドイツ語でつぶやいて、当然ながら「なんだよあいつ日本人のくせして」と周囲に思われてしまうこともしばしば。

❲　Background　❳ 日本人の父親と日本・スイスのハーフである母親の間に誕生した、クォーターのひとり娘。祖父母が資産家であり、両親も所謂エリートなので、日本ではそこそこの金持ちだった。当然の流れのように全寮制の私立の女子高に通い、両親が海外赴任の間も都会の寮生活を楽しんでいた様子。
現在は田舎の街並みに溶け込むべく、ごくありふれた一軒家に親娘３人で暮らしているが、隣には連邦司法警察省警察局（fedpol）から派遣されたガードマンの中年男性が同じく移り住んでいる。この“おじさん”は気の良い人で、本来はとても優秀なエリートの筈なのだが、モンタナののどかな暮らしに難なく溶け込んでいるようだ。地元の人たちと共に猟すらするほどに仲良くなり、レイ自身も「おじさん」と呼んで懐き、時折相談を持ち掛けたりする。ちなみに熊のようなずんぐりとした丸い体形、如何にもヨーロッパ系の赤ら顔で、愛嬌のある笑みが特徴的。
『とある理由』については、一言で言えば「証人保護プログラムによる強制移住」。スイスで働いている両親がマフィアの資金洗浄とそれをめぐる殺人事件に巻き込まれ、2011年に導入されたばかりの同プログラムが即刻適用。当時同国にドイツ語メインで短期留学中だった娘の自分もそれに巻き込まれ、一家揃ってアメリカのド田舎に移り住むこととなってしまった。保護の終了は、件のマフィア全員が捕まって有罪判決を受け、刑務所に送り込まれるまでとされている－―が、組織や事件の規模の大きさ、捜査の難航具合から、最低でも数年はかかってしまう計算らしい。

❲　Request　❳ レックスについてですが、「フットボールチームのスター」とのことで、アメリカの青春映画などに登場する、典型的なジョックぶりを発揮してくだされば！　しかしその一方で、横柄でプライドの高い俺様アスリート、というヒール役の彼とふとしたきっかけで親しくなれたらという願望も持っています（必ずしも恋愛展開を希望というわけではなく、友情によって結ばれるのも全然ありです）。家が裕福ということから、日本の金持ちにはない、アメリカらしい金持ちっぷりを発揮してくださると尚嬉しいです。頭が悪い、影の薄い生徒を脅かして宿題をやらせる人を罵って馬鹿にすることも大好き、というマイナス要素はむしろ大歓迎なので、じゃんじゃんやってくだされば……！何なら（軽く数程度に）マリファナをやっているくらいでも構いません。そしてそれと同時に、そういうマイナス要素と表裏一体の魅力（自信家、リーダー気質、パワフル、高校の生徒たちへの影響力がある）なども発揮してくださると嬉しいです。容姿については特に指定はございません。性格の萎えはジョックらしくない＝気弱、貧相、対人態度が全体的に優しい、などです。

❲　Others　❳ 上に書き込むと全体が長くなってしまうので、ストーリーの希望を此方にて。『証人保護プログラム』というキーワードから、部分的には映画『噂のモーガン夫妻』のようなものをイメージしています。両親が犯罪に巻き込まれた煽りを受けてともにアメリカのド田舎に移り住むこととなってしまった東京育ちの都会っ子少女が、周囲から露骨に浮いているというのに、そこで暴君の如く君臨するアレックスと真っ向から対立し、しかし日常のふとしたことがきっかけで彼と親しくなる……というような。
レイひとりに関して言えば、最初は「郷に入って郷に従う」ができずに街から浮いていた少女が、しかし彼女なりに変わったり、あるいは変わらぬまま己を貫いたりして次第に町の人々と打ち解け、その町の人間になることができる、という成長を遂げられたらと思います。そしてその最大の要因がレックスになれば、と。
欲を言えば、スイスからとうとう居場所を突き止めてきたマフィアたちがモンタナに乗り込んできて、レイと一家の命を突け狙う……という展開もやりたいです。それに対して、そのころには礼を受け入れ、田舎町でありなかなか外的刺激のなかった町の人々が、「面白いことが起きやがった！」と町全体で反応してくだされば。もちろんレックスとも、片田舎の街で起こるはずのない冒険をともにできればと考えています。レックスの方にも、レイと出会ったことで「変わらないまま変わった部分」が生じたりすると嬉しいです。

❲　Sample Roleplay　❳

（時折舗装のされていないでこぼこ道をがたんがたんと揺れながら進む、ところどころ塗装の禿げた真っ黄色のスクールバス。その左前方の席に腰掛け、激しい揺れと周囲の好奇心剥き出しのまなざし、かなり露骨なひそひそ声に痛む頭を抱えながら、この気分の悪い登校が毎日続くのだろうか、と早くも辟易した気分に陥りかけていて。しかし長い通学時間もどうにか終わりが来たようで、アメリカらしく豊満というには過ぎる太い体格をした黒人女性の運転手が、不意にバスを停車させ、黒人訛りの強い英語で生徒たちに降車を促す。ああ、ようやく着いたんだ、と安堵して、我先にと降りていく生徒たちに揉まれるようにしてステップを降り……しかし、すぐ先に広がる後継光景に思わず茫然と立ちすく下。
それはこの辺りではごく普通の高校なのだが、東京の瀟洒な城のような外観の女子高、スイスのガラス張りのナショナルスクールに通っていた時分には、あまりにも－―古臭く見えてしまったのだ。引っ越してきたばかりの日に探索してみた町もずいぶん田舎っぽかったけれど、まさか学校までこうだなんて。おまけに後方には、稜線の険しい雄大な山脈がでんと腰を構えている。思いっきり、大自然の中の学校だ。でもそれは、チューリッヒのスクールから見渡せたような、ポストカードのような鑑賞的なものではなくて、本当に生々しい、迫りくるような大自然だ。
うそでしょ、今日からここに通うの？　とドイツ語でつぶやいたその後ろから、「早くどけよ日本人」と、男子がぶっきらぼうに突き飛ばす。普段ならすぐさま何かしらのリアクションを取っただろうけれど、今はとにかく、新しい環境への衝撃でろくに反応できなかった。よろりと脇によけたあとから、生徒たちがちらとこちらに奇異な目を向けてから、がやがやと学校に入っていく。それを見て、もう一度ドイツ語で呟いた－―本当に、なんてところに来ちゃったんだろう。）


（＞０をひと目見た瞬間から、ああああまるで映画のようなアメリカンティーンズワールドを本格的味わえるトピックがある最高かよ！！ と大興奮し、レス解禁をじりじりとお待ちしておりました……！このようなトピックを建ててくださりありがとうございます、是非とも参加希望です。普段はもう少し短いロルを回すかと思いますが、ご指定があれば合わせます。
肝心の指名生徒につきましては、どの生徒も大変魅力的なのですが、レックスの説明の「まさに外道」で吹き出すのを耐えられなかったため、宜しければ彼を指名させてくださいませ。名簿の中では日本人転校生との喰い合わせがいちばん悪そうですが、なりきりでここまで悪の個性を持つキャラクターを指名できる機会自体大変器量なので、主様の心置きなく、ワルな屑であるレックスを演じていただけたら幸いです！
また少々脱線した話になるのですが、当方、恥ずかしながらメグ・キャボットの発刊するアメリカの高校生の小説が大好きでして……中でも『人気者になる方法』や『Jinx 恋の呪い』が、いかにもあの、アメリカの高校独特の世界らしくて大好きです。映画についても、『ブレックファスト・クラブ』や『モテる男のコロし方』、ホラーに至っては『キャリー』などが大好物でございます。いずれもアメリカの高校独特の世界が扱われている作品であるため、主様がご存知かわかりませんが、参考にしてくださればと……！
好き放題つらつらと書き連ねてしまいましたが、もしも相性が合わない、ちょっとグイグイ来すぎて何こいつ怖い……ということでしたら、遠慮なくおっしゃってくださいませ。このようなトピックの誕生を一目見られただけでも本当にありがたかったので……！どのようなものでも構いませんので、主様のお返事をお待ちしております。）

（/連投申し訳ございません。あまりにミスが多かったので、少々訂正させてくださいませ。「そのころには礼を受け入れ」は「そのころにはレイを受け入れ」、「立ちすく下」は「立ち尽くした」、「本格的味わえる」は「本格的に味わえる」、「器量」は「貴重」、でございます。また、パソコンからの投稿でダッシュ（－－）がおかしなことになっていることに気づけませんでしたが、普段はきちんと揃えますので……！恥ずかしいところをお見せしました、貴重なレス消費申し訳ございません。）

（／はじめまして。是非とも参加させていただきたくpfを練っているところなのですが、ロルテストの一つにある「選択式のメニュー」というのは、具体的にどのようなものなのでしょうか？色々調べてみたのですがぴんと来ず……当方の知識不足によりお手数おかけしてしまい申し訳ないのですが、お手すきの際にでもどのような文化なのかお教えいただけると幸いです。）

>>5様

（／早朝失礼いたします。

早速のプロフィール提出有難うございます。肝が座っていながらお嬢様気質で、此方の当初の予想とは少し違った方向性ではありながらモンタナに馴染みきれていない、当トピックには勿体無いような素敵な娘様です。加えて、このような薄っぺらいセッティングしか用意出来なかったにも関わらず血の騒ぐような魅力的な設定まで編み出していただいて……！主として本当に嬉しい限りです。

それにしても、ピロフィールを読んでいる時点でかなりの強者だなあとは感じていたのですが、まさかここまでとは！個人的にはメグ・キャボットは『メディエータ』第一巻の一冊しか読んでいないのですが、同ジャンル他作者の作品であれば他にもいくつか読んだことがありますね。証人保護プログラムを主題にしたティーンズドラマの作品も、うろ覚えではありますが……読んだ事がある、気がします。映画に関しては、背後様の述べられていた作品はどれも未視聴なのですが、『Glee!』等の週一系でしたら一時期はまっていましたよ。似通った趣味をお持ちの方と巡り会えた様で、此方こそとても興奮しております！最も、あなた様のほうがアメリカンティーンズカルチャーにより精通しているしているような気も致しますが……

プロフィールとロルテスト、併せて拝見させて頂きましたが大きな不備等はございませんでした。但し、最後の方にあった「早くどけよ日本人」の部分は、現地の男子生徒の言葉ですので、言語は英語ということで宜しいでしょうか？あまり明確ではなかったかもしれませんが、万が一の混乱を避けるために英語で発せられた台詞は、誰がそれを発したかに関わらず全て "………" 等の引用符で括ってくださいますよう、お願いいたします。

>>6の件についてはお気になさらないでください。此方も最初の数レスで既に誤字脱字が多発しておりますので……。もちろん、最大限の注意は払っているつもりですが長い文章ですとやはり幾つかは見落としてしまうものですしね。

それでは出来るだけ早めにレックスのプロフィールに取り掛かろうと思いますが、今日は少し忙しいので、完成は早くても今夜、もしかすると数日かかってしまうかも知れません。レス解禁をお待たせしてしまった挙句、重ねて待たせるような状況になってしまい誠に申し訳ないのですが、もう暫しお待ちいただけましたら幸いです。）


>>7様

（／返答が遅れてしまい、申し訳ありません。

ご質問に対する回答ですが……一般的にカフェテリアのランチは一日に複数のメニューが用意されており（ピザとパスタ、バーガーとチキンナゲット、など）、その中からメインを一つ、サイドを二つ、デザートを一つ、という様に、決められた数の内ならどれを取っても良いシステムになっています。ドリンクは大抵は別料金です。（超絶どうでも良い余談になりますが、「I forgot my milk money!(牛乳の代金忘れちゃった！)」は「お箸持ってくるの忘れちゃった！」と同じくらいの頻度でよく聞く台詞です。）トレイかお皿が置いてあるので、それを一枚取って、某うどんチェーン店の様に右から入って、スライドしながら料理をよそい、左側のレジでお金を払う、という流れになります。

メニュー自体も日本とはかなり違っていて、『給食』というよりは『ファストフード』を想像したほうが近いかもしれません。メニューの種類が少ないので、時には一週間で同じ献立が回ってきたります。しかし、学校によってはアイスクリームやスムージーなど、日本の学校では有り得ないものも提供していたりしますね。

説明が下手なもので、想像しにくかったらすみません……どうしてもわかりにくければ、グーグル画像検索等で "cafeteria line" "high school cafeteria lunch" と検索頂ければ、映像化されて具体的なロルも書きやすくなるのではないでしょうか。質問も答えを丸投げするようですが、もし良ければ。

他にも質問等ございましたらご遠慮なくどうぞ。）

❲　Name　❳ 角川 あさひ - Kakugawa Asahi -
❲　Grade/Gender　❳ 9年生、♀
❲　Commission　❳ マシュー・クレグナー

❲　Personality　❳ 不器用で意地っ張りな内弁慶。島国育ちらしく警戒心が強く、負けず嫌いなのでぶっきらぼうな態度を取ってしまうことが多い。しかし後からそのことを激しく後悔するなど、ようは素直になりたくてもなれないタイプ。が、一度懐に入れてしまえば非常に世話焼きでお節介な一面も。本来母性が強い性質である。お高くとまっているのは弱みを見せたくないから。メンタルは繊細で傷つきやすく、マイナスな出来事を引きずりがち。感情の起伏が激しく、友人はあまり多くない。その分優しくされるところっと懐いて大事に大事にしようとする。リアリストを装ったロマンチストで、懐古主義的傾向あり。猫を被ることはできるので目上の相手には礼儀正しくいられるが、同級生となるとそうもいかないらしい。努力は人に見られたくない。

❲　Appearence　❳ 生まれつき赤茶っぽい色をした、ぎりぎり肩につかないくらいのショートヘアー。右側で分けている前髪は眉下あたりまで伸びている。二重瞼の吊り目がちな瞳もまた色素が薄めで、あまり角度を付けないように整えられた眉は勝ち気そうな瞳と違って優しい印象。筋の通った形の良い鼻の下では薄い唇を真横に引き結んでおり、全体的に童顔気味。母によく似ているらしい。身長は163cmと平均的で、女性らしい凹凸が控えめの華奢な体躯をしている。日本にいた頃はそうでもなかったが、渡米してからは周囲の大人っぽさに気後れしてややコンプレックス。アウトドアな性質ではないので肌の色は白め。膝丈のワンピースにブラウスなどを好んで着用している。暖色、柄物は好まない。靴はかかとの低いパンプス。読書や勉強中など必要に応じて眼鏡をかけている。色は赤、アンダーリムのスクエア型。

❲　Fluency　❳ 自分が生まれる前仕事でイギリスに住んでいたことのある父の影響で、イギリス英語は完璧に流暢。よってアメリカ英語と細かい違いはあってもおおむね聞き取ることが出来ている。イギリス人とアメリカ人は折り合いが悪い、話せば一発でアメリカ英語ではないとバレるなど一応色々わかっているが、そんなの関係ないと堂々とイギリス英語を使用。矯正するつもりは全くない。

❲　Background　❳ 日本の首都、東京で生を受ける。体が弱かった母は自分を生んで間もなく息を引き取り、また自らもそんな母に似て体があまり丈夫でなかった。が、激しい運動を長時間できないというだけで日常生活には何ら支障はない。しかし都会の空気を十数年吸っていた影響で中学の頃に大きく体調を崩してしまい、2年間休学していた為本来ならば11年生である。現在は割とぴんぴんしていて、父の仕事のためアメリカまでついていける程に体力が回復した。空気の良い場所で過ごしてほしいという父の願いもあり、父が帰国命令を出されるまでは共にアメリカにいる予定。現在は二人で二階建ての一軒家に住んでいる。

❲　Request　❳ 物語のテイストに関する希望は特にありません。
萌：金髪碧眼、眼鏡、健康的
萎：細身、女好き、低身長すぎるor高身長すぎる

❲　Others　❳ 留年、持病共に公表していない。密かに周囲を子供っぽいと思っている。

❲　Sample Roleplay　❳
（ アメリカの学食というのは選ぶ数に限りのあるバイキングのような形式で、私の中では「何なのこのシステム！？」という本音が暴れまわっていた。しかし郷に入っては郷に従えの教え通り、私はこれに慣れていかなければならないのだ。ごった返しになった学生を眺めて小さく息をのむ。さすがアメリカ人といったところか、親しい友人のグループはあるのだろうが、そういう垣根を越えて学年関係なしに近くの人に話しかけている様子がしばしば見られた。一方ぞろぞろと進む行列の中で一人ぼっちの私は、正直すぐにでもここから抜け出したくって仕方がない。いっそ清々しいまでのアウェー感である。途端日本が恋しくなって、とろとろとトングに手を伸ばしたその時だ。―――“とろい” 。至近距離で、溜め息を含んだ声で呟かれたごく短いスラング。英語がわかりっこないと思われているのだろう、だけど私はその言葉が私宛であることを敏感に感じ取ってしまった。冷汗が背をつたう。自国でクラスメイトに言われたって多分傷付くのに、こんな異国の地で見知らぬ人に言われたというダメージは大きい。声の主の方は見ないようにしつつ、慌てて食材をトレイにのせていく。田舎者の癖に優しくないなんて、他に何の取り柄があるって言うんだろう。ここは閉鎖的で排他的な雰囲気が渦巻いている。とても口には出せないような悪態を心の中で毒づきつつ、若干肩を落としながら唇をへの字に引き結んだ。 ）


（／7で質問させていただいた者です。非常に丁寧なご回答をありがとうございました……！ロルに組み込ませていただきましたが、このような解釈で間違いないでしょうか。
pfは訂正可能ですので、気になる点等ございましたら遠慮なく仰ってください。体調を崩して留年とありますが、過去の事ですので病弱設定を押し出すつもりは一切ございません。お手すきの際にでもご確認いただけると幸いです。宜しくお願い致します。）

>>7、>>9様

（／いえいえ、此方こそわざわざ質問して下さり有難うございます！説明不足な箇所が多かったのではと今更ながら反省しておりますゆえ、もし何か不明に思う事があればこれからもお訊きくださいましたら助かります。

さて、本題ですが、プロフィールに関しては一つだけ疑問点が。「仕事でイギリスに住んでいたことのある父の影響で」とありますが、日本生まれの日本人であり、普通に日本で暮らしていた娘様が流暢な英語を話すには少々理由付けとしては弱いのではないでしょうか。代替案として、「幼い頃、父がもう一度イギリスへと転勤になったため一緒について行って一定期間イギリスで暮らしていた」というものや、「英語の有用性を感じた父がインターナショナルスクールに通わせた」もしくは「本格的なイギリス流英才教育を施して、家庭での日本語は使用禁止にした」というものを思いつきましたが、如何でしょうか。些細なことではありますが普段頭の中で使う言語は自分のアイデンティティに直結しますから、ご検討いただけますでしょうか。
※訂正の有無に関わらずプロフィールの再提出は不要です。訂正部分のみ背後会話でお伝えいただければ問題ありません

ロルテストは全くの無問題です！それどころかセイチャットでは珍しい一人称を大変綺麗に使われているな、と感じました。此方は慣れている三人称で書かせて頂こうと思っていますが、指定があれば合わせますので仰ってくださいね。

マシューのプロフィールも早々に完成させるつもりですが、取り敢えず受理報告だけでもと思いまして。出来次第投下いたします。）

❲　Character　❳ Alexander "Lex" Osloman (レックス・オズローマン)

❲　Grade/Gender　❳ 12年生(18) 男


❲　Personality　❳
スクールカーストの頂点に君臨する者として相応しい ――― かどうかは分からないが ――― とにかく絶対的な自信とプライドの持ち主。リーダー気質に優れ、大衆をまとめるのが得意。その自己中心的なやり方が故に多くの生徒を敵に回しているが、大抵の輩は簡単な恐怖政治で黙ることを知っており、少しも悪びれず自身の地位や体格を悪用してシカモア・ハイを手のひらで転がしている。自分を主体に世界が回っていると錯覚している。実際欲しいものは必ず手に入り、常に周りから褒め称えられて生きてきた男なので、仕方ないと言えばそうなのかも知れない。
怠慢で傲岸不遜、何かある度に手を出す暴悪さ……恐らく王道な小悪党としての性質は概ねすべて兼ね揃えている。趣味は、意味もななく人を罵り、利用し、物理的・精神的に痛めつける事。人徳やモラルを完全に欠如し、自分が優位に立っている状況にでろでろに酔っているので、これらの行為は日常茶晩飯だ。罪悪感は皆無で、このような『娯楽』はあくまで彼のように生まれつき優れた人間に与えられる『権利』であるというのが彼の哲学。身分の低い生徒( "ルーザー" )をよくターゲットにしているが、自分がより優位になりにくい中堅以上の生徒にはあまり好んで手を出さない。但し、彼を怒らせる特定の相手が居るとするならば、その人の身分に拘らず全力で潰しにかかる。
ハイスクールジョックの典型として、暴力に頼りきりで頭脳を使わないというものがあるが、必ずしもその限りではない。確かに彼がよく使用するやり口の一つとして身体へのダメージや、それを仄めかす言動などがある。が、親や先生などの監視を潜り抜け、何をどうすれば許されるのか感覚的にでも理解し、必要であれば大人でさえも邪魔はできないように道封じをしておく悪賢さもある。一言で言うなれば、世渡り上手。必要以上にリスキーな行動は取らない。しかし己のコントロールが上手くできず、感情に任せた行動を取った結果、結局は暴力に事を運ばせたというオチを辿る事も少なからず。
レックスの歪んだ人格形成において、彼の両親の存在はとても大きい。目を見張るほどの資産家ではないが、オズローマン家に目をつけられれば近辺100マイルでは生きて行けないと言われる程の影響力を持つ実家だ。幼い頃から何をしでかしても『オズローマンの坊やだから……』と許されてきた経緯もあり、根拠の無い安心感の類を未だに引きずっている。更に、彼の父親は教科書通りに白人主義、男尊女卑、同性愛者嫌悪の三拍子が揃った差別主義者であり、レックスにも同じような価値観が刷り込まれている。

❲　Appearence　❳
まるでフットボールをする為に生まれてきたのではないかと思わせるような恵まれた体格。身長は190cm弱、全体的にガッチリしていて筋肉質。四脚は（たくましいという意味で）必要以上に太く、胸は意識せずとも張っているように見え、もちろん腹筋は割れている。見るからに脳筋っぽさが滲み出ている体つきだ。長時間太陽に晒されている筈なのに、白人らしい真っ白な肌は焼けていない。赤みがかることもあるが、しばらくすると元の色に戻っている。
生まれた頃はほぼ真っ白に近かったであろう順金髪の髪は今では金を焦がしたような薄茶色。髪型は大抵丸刈りをそのまま数センチ伸ばしたような雑な短髪。瞳は一般的な栗色。顔立ちは無駄に良い。『美形』と言うに値するかときかれれば少し首をひねってしまうが、高くすっきりとした鼻、堀が深く眉のキリリと立った目周り、整った唇、出っ張らないが顎骨が太めの輪郭、と一つ一つパーツを説明していくと、確かに所謂男らしいイケメンなのだと分かる。高圧的な笑みを浮かべると、目が細まり右の口角が上がってしまう癖がある。正直きれいとは言い難い醜態だが、常日頃そのような表情をしているということは無いので面食い女子にもある程度モテるのだろう。
服装は至って普通。部活着を着ていたり、部活のない日は、本人にとっては尊敬の的であり自信の威厳の象徴でもある獰猛な熊の紋章が描かれたモンタナ・グリズリーズのスウェットを着ていたりする。金遣いが荒いが、それを感じさせない出で立ちではある。（というか周辺にまともな服屋が無いので、高級車以外に金持ち感を示す行為といえば豪華なホームパーティくらいしか無い。）

❲　Background　❳
家族構成は父モーガン、母マーサ、兄テッド、妹ローズとレックス本人の5人。モーガンはオズローマン・モーターズというロッキー山脈東部に的を絞った小規模（と言ってもかなり稼ぐ）ディーラー会社を営んでいる。レックスは州の最大都市ビリングスで生まれるが、その頃には会社は大きく成長して一家はそこそこの富豪になっており、次男誕生から暫くすると田舎生まれのマーサがもう少し静かな場所に移住したいと我儘を言い出し、それを聞き入れたモーガンが当時3年生のテッドと幼稚園年長さん（キンダーガーテン）のレックスをつれてこの街へやって来た。よって本当の『地元民』と言えるのはシカモア生まれのリーラだけかも知れないが、レックスにはビリングスの記憶は殆ど無いのでここは故郷も同然だ。
いきなりやって来たオズローマン家を地元民は警戒していたが、仕事を提供してくれると分かると徐々に懐くようになり、今では尊敬される程になった。跡取りとして英才教育を施され、親受けが良く頭も良かった兄のテッドは多少態度が大きくても都会から来た才児として地域で受け入れられた。が、ただの甘やかされた小僧レックスが幼稚園で周りの子供達を振り回すのはまた違う話で、面と向かって注意される事は無かったものの、学校や地域では嫌われていた。間もなくすると家でも第三子であるリーラが誕生し、初めての女の子にメロメロになったマーサはレックスに割く時間が極端に少なくなり、一時期彼は随分孤立していた。玩具などはねだればすぐにくれたので、その時から兄弟は憎しみの対象であり、親は愛情の対象ではなく利用するものに変わっていった。
しかし転機は突然訪れ、二年生になりフットボールを始めると、瞬く間にその才能を開花させ一躍期待の選手として期待を集めるように。そしてこの時から、自らの価値を示さなければ周りは受け入れてはくれないと思い込むようになった。五年生にもなると平然とパシリを連れ歩くようになり、中学生になると露骨にルーザーを虐めるようになり……その後はご存知のとおりだ。以上、レックスが現在の屑に至るまでの経緯。
兄−Theodore "Ted" Osloman
妹−Rosemary "Rose" Osloman

❲　Others　❳
ご要望にありました通り、レックスも玲衣と接しているうちに、共に変化、ないし『自分らしさを失わずとした』変化を遂げられるよう、頑張ってみます。
レックスの悪さ具合について、私が考える中で最大の悪徳高校生ですと
・酒、薬の常習犯。
・ひどい女癖。経験人数多数。
・下手したらDV男。
・平気で人を蹴る。
・平気で悪事について嘘をつく。責任転換する。
・危険行為。他生徒に酒、薬を上限を見限らず飲ませる、等。
・…その他犯罪まがいな行動。
……と、こんな感じですが、流石にやりすぎだろ！というものや、地雷等ありましたら教えてください……！特に無ければ容赦なく行きますので。まだ具体的な案はありませんが、玲衣がそこまで危うい場面に遭遇する前までには何かきっかけとなるインシデントを挟もうかな、と考えています。
マフィア乗り込み事件は是非やってみたいです！





（／>>5様

ご要望に上手く添えたかどうかは分かりませんが、完成しました。何しろ、私自身ここまで悪が決定的特徴であるキャラクターを創作するのは初めてのことですし……一応経歴らしきものも付けてみましたが、ほぼ自己満足ですので触れずにスルーして貰っても全く差し支えありません。
最後に一つ質問があるのですが、玲衣は「レックスと交流するうちに己の過ちに」気づく、とありますが、それはレックスに直接もしくは間接的に指摘されて、という認識で間違いないでしょうか？
その他、プロフィールをご確認頂いき、訂正してほしい部分がありましたら、お伝えください。次回はそれも踏まえて、ロルテストにそのままお返しするようにお返事を書かせて頂きます。）

>10

（／受理ありがとうございます……！ロルに対するお褒めの言葉、非常に光栄です。指定なんてとんでもない、どうぞ主様の書きやすいようになさっていただけたらと思います。

プロフの件拝読致しました。お手数おかけしてしまい申し訳ございません。
そして代替案ありがとうございます！それでは「幼い頃、父がもう一度イギリスへと転勤になったため一緒について行って一定期間イギリスで暮らしていた」という案を頂戴してもよろしいでしょうか。）

❲　Character　❳ Matthew Craigner (マシュー・クレグナー)

❲　Grade/Gender　❳ 9年生(15) ♂

❲　Personality　❳
真面目な空気が嫌いで、とにかく自身も周りも明るくしたい思っている。ノリがよく、馬鹿馬鹿しい言動を恥じらいもなくやってのける＊＊属性。しかし中身は、心底正義を信じる、優しく感受性の高いジェントルマン。人並みではない雅量があり、性善説主義者なので、初対面の人や真偽の定かではない事象については肯定的であることが多い。ただ、一度信用できないと判断した人やものを切り捨てるときはそれなりに冷淡でシニカル。例えば、家族で信仰しているキリスト教の唯一神は信じているが、カトリック教会の神父は人として信頼していない。しかし、そのような純粋な心を持つあまり、責任感も強く、抱えている問題は必要以上に自己犠牲を払ってでも一人で解決しようとする意固地さもある。それ故か、「何も考えてなさそう」などとムードメーカーならではの言われをされるとひどく傷つき、悲しくなる。心の何処かで、努力は必ず報われる、と非合理ながらも信じている繊細さを持つ。表面上の自分と素の自分のギャップは自覚しているが、大切な人が笑顔でいてくれる事が何より嬉しいためそのままで良いと思っている。

❲　Appearence　❳
少しピンク味のあるアイボリー色の肌に濃い碧眼。北欧系の柔らかい顔立ち。オレンジに近い明るい金髪は寝癖のような緩い天然ウェーブがかかっている。肉体は同年代の男子と比べると少しほっそりしているが、身長は170cmなのでスタンダードサイズだ。アメリカでは体重・身長ともに平均に満たないが、日本基準では大きめの部類だろう。
夏はシャツにベスト、冬はパーカやニットにシンプルなジーンズを合わせる、まさに好青年といったような出で立ち。弱い遠視なので、細かい作業をするときや本を読むときは縁のないメガネをかける。目が大きいせいか、かける前とかける後で驚くほど差が無い。

❲　Background　❳
共働きの5人家族。年が離れている双子の弟がいる。面倒見が良く子供も嫌いではないため長男としてベビーシッターを兼任している。家は決して裕福ではない為、ありとあらゆる節約術を駆使するオカン系になりつつある。

❲　Others　❳
友達に誘われ、5年生から外部のサッカークラブに所属。特に目立った活躍も無いが、フットボールと違いあまり競争の激しいスポーツではなく、また本人も辞める理由が特に無いので今も続けている。直感的なパスが苦手だがリフティングはとても上手い。




（／>>12

またまた早朝に失礼します！遅れてばかりの主ですみません。プロフィールの訂正、承りました。素早い反応に感謝します。

また、ご指名いただいたマシューのプロフィールが完成しましたのでご確認ください。訂正やご要望などありましたら、いつでもお申し付けくださいませ。次回はロルテストにそのままお返しさせていただくことになると思います。）