語り部役の鶴丸 2018-01-17 23:33:15 |
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>>大倶利伽羅殿
…ああ!助かりました、流石は大倶利伽羅殿ですね。
( 先程押されたボタンが電源だったと納得すると同時に、慣れた手つきで端末の操作をする相手に深く感心と感動を覚えて。ふむふむと説明を相槌を打ちながら聞いた通りに液晶画面に映し出された項目を押してみて。少々操作を間違えてしまったのか、画面には蜀台100台がカートに入った状態で「 これは…どうすればよろしいのでしょうか? 」と助けを求める眼差しを向け )
>>山姥切殿
畑なら先程庭にあるのをお見かけました。どうやら温室で野菜を育てられているみたいです。
( 此処へ来る途中、ふと窓の外にビニールで包まれた建物を見かけた事を思い出すと相手へ告げて。おそらく今の時期なら長葱やブロッコリー、チンゲン菜などが収穫できるであろう。この話題を持ちかけるという事は、おそらく気にしているのだろうと内心察すれば「 よろしければ共に畑を見に行きませんか? 」と誘い文句を口にして )
>>宗三殿
…みたいですね。先程の機械のような物音は、娯楽室から聞こえた気がいたします。
( どっと速く鳴る鼓動を静めようと一つ浅い深呼吸を。警戒を怠らないよう再び気を張り詰めると、物音がした方向へと顔を向けて。その先にあったのは“娯楽室”と札が掛けられた場所で、目線だけを相手へ送ると物音の正体の確認のために出来るだけ音を立てずゆっくり慎重に近付き。ドアノブを捻り勢いよく扉を開けて広い部屋全体を視界へ入れると、そこにあったのはザザ…と砂嵐が流れるテレビだけで )
>>鶴丸殿
はい、いつまでもお待ちしております。
( 嬉々に満ちた笑顔が見れて安心したのかホッと静かに胸を撫で下ろすと釣られるように微笑んで )
私の居た本丸では文での伝達が主流でしたので、こういった機械に触れる事自体初めてです。
( 何処か恥ずかしげに告げると指で示された先にある六枚の花のような絵をおぼつかない手つきで触れて。見よう見まねで操作をしつつカワセミの鳴き声を通知音にするという一歩手前の所で、操作する指とは別の指で試聴のボタンに触れてしまい大音量で鶴の鳴き声が辺りに響き渡り「 つ、鶴丸殿、今のは一体…? 」突然の事態に状況を理解する事が出来ず説明を求め )
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