語り部役の鶴丸 2018-01-17 23:33:15 |
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>一期一振
おっとすまない、自分の不甲斐なさについ荒ぶってしまった。
――…ああそうだな! 驚きの部屋に仕上がった暁には君を一番に招待しよう…!
(狼狽えた様子の一期一振を見て我に返り一言謝ると、その後に続く彼の言葉にきょとと目を見開いてそれがいつかへの約束と理解すると嬉しそうに破顔し)
カワセミかぁなかなかどうして風流じゃないか。
(一期一振がおもわずと吹き出したのに満足し笑みを深めるも、彼特有の気品のある笑顔のまま危なっかしい手つきで端末を扱うのを見て今度は目をまん丸にし)
もしかして君こういった科学の結晶に縁がなかったのか?
ちょっと待ってくれ俺ので見本にしよう。
(あわててフードの中をガサゴソとあさり自らの端末を取り出して起動しては「ほらまずはこのボタンだ」と設定の画面を見せ)
>大倶利伽羅
む、そこは素直になってもいいんだぞー、伽羅坊。
それにここに来た順番だけじゃなくて、練度だってそれなりだ数値でいうところの80はあるんだからな!
(といいつつも、拗ねるように頬を膨らませる抗議する姿は実に大人げなく)
――伽羅坊、君はその端末や機械的なあれそれには強いほうかい?
(興味深げに端末を注視する大倶利伽羅に目をやると、一期一振の不慣れな様子が一瞬よぎり、一応とつけたして問うてみる)
>山姥切
……君んトコにまでウチの話が届いていたのか?
(普段は隠されてしまいがちな美しい青の目に見据えられ、きょとんと目を瞬かせ)
そうだなぁ、あまり君を怖がらせるのは忍びないんだが…
(1度すい、と目をそらし口元に手を当て考えるような仕草をすると、「まあ、一応話しておこうか」と真顔で目を合わせ)
――ここに来て幾らか経った頃の話だ。
君らを迎え入れるためにまだ何かと調整をしていたんだが、決まって1人になった時に気配を感じるようになった。
準備を一緒にしていた政府のヤツらに尋ねてみたが関係者以外が屋敷に入った記録はないという。
だが、気配はその後もなくならなかった。
最初は視線、次にごく小さな物音、……それから1度だけ小さな影を見たことがある。
そしてとある夜のことだ俺は自分の部屋で寝ていたんだがふと目を覚ますと手も足も動かない、そう、金縛りだ。刀も金縛りになるものかと最初は面白かったんだが、暖房がきいてるはずの部屋の空気がなんだか冷たくなってきやがった。おかしい、そう思って俺は必死に目を動かして周りを見た…そしたら足元にいたのさ……真っ白な顔の女がなぁ!!
(最初はぽつぽつと遠慮がちに、しかし中盤から語りが流暢になっていき最終的には怪談で脅かすようにオチは大声で)
――なんてな! 半分冗談だが1人の時に妙な物音がしたのはほんとだ。
霊的にも科学的にも最新の警備体制がしかれているここでとは考えたくもないが、歴史修正主義者の策…とも考えられない訳では無い。
俺も調べて入るから手出しは無用だが、一応君も警戒はしておいてくれ。
もう一度いうが警戒はしても手出しは無用だからな
(驚かすための無表情から一転、穏やかな笑みを浮かべ警戒を促しつつ深入りはするなと念を押す)
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