語り部役の鶴丸 2018-01-17 23:33:15 |
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>>宗三殿
!、宗三殿でしたか。
( 正体が分からない以上慎重に行動をするに越した事はないため廊下の隅々にまで目を向けて。あまりにも目先の事だけに集中していたためか背後から寄る相手に気付かず、声をかけられると小さく肩を跳ねさせ。振り向き姿を目にすると見知った刃物で安堵したのも束の間、ごくりと喉を鳴らし「 私も詳しくは存じませんが、どうやら此処の洋館には出るらしいのです。我々付喪神でも遡行軍でも人でもない、何かが。 」言い終えた直後、背後からザザ…と機械音のような物音が聞こえ )
>>大倶利伽羅殿
そういえば鶴丸殿から端末を受け取りましたか?画面に触れるだけで簡単に操作が出来るらしく、……?黒いままですな。
( ふと思い出したようにポケットから先程頂いたばかりの端末を取り出し。元々己の居た本丸では半紙に墨で文字を綴り伝達するというのが主流であったため、近侍の彼から受け渡された時はそれはもう物珍しげに話を聞いた程で。その感動を相手へ伝えようと端末の画面に指を触れて起動させようとしたがいつまで経っても点く気配がなく、ぺすぺすと何度指を当てても無反応なため不思議そうに首を傾け )
>>山姥切殿
確かにその通りですね。――何かあるのでは、と疑ってしまいます。
( 薄っすらと感じていた疑問の正体が相手の言葉によってはっきりと明確になり、同意するように数回頷いて。訊ねられた問いに、顎に手を添えて少し考える素振りを見せると静かに告げ。暫く経ってから「 …なんて言いましたが、ただ顔を合わせるのが恥ずかしいのかもしれませんな。 」と楽観的に付け足すと、ははっと声を出して笑い )
>>鶴丸殿
つ、鶴丸殿…!
( 興味本意で口にした質問が、まさか相手を落胆させる事に繋がるなんて思ってもよらず目に見えて分かる通りに困惑して。少ししてから「 …では、貴方らしい部屋に仕上がった暁には是非とも私を招待してください。 」と口約束を )
本棚…それも良いかもしれません。一つの候補に入れておきます。
( 実に興味深い話を聞くと数回頷き関心して。知識は財産ということわざもあるため充実させた本棚を作るのも良さそうだと、これからの事に期待が高まり。渡された端末を物珍しげに見つめつつ相手の説明に相槌を打ちながら聞いていると通知音が鶯の鳴き声という突然の発言に思わず吹き出し「 っはは、鶴丸殿らしいですな。では、私はカワセミの鳴き声にでもしますか。これは……どう扱えば良いでしょうか? 」と受け取ったばかりの端末と相手の顔を交互に見つめ )
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