失うことに慣れたつもりだった 流れゆく時ともに消えゆく感覚 『もう慣れただろう?』囁く声に 泣き笑い答える声 痛みも重ねれば 疲れも増せば いつかなにも感じなくなれるだろうか? それに答えなど今はもうありはしない 真っ白な景色 流れ行く人々 僕の声が届くことはない 真っ暗なマジックボックス 僕の為の檻 鍵のない檻 そこから出ることを僕は望まない タイトル 黒箱