傷口の毒味　［　指名制 ／ NL BL ／ 吸血鬼　］

…さあな。
少なくとも、俺は十分お前に優しくしているつもりだ。
(自らを危険だと称する者もいないだろう。餌をうっかり殺してしまった人数で言えばきっと相手の方が多いのだけど、多分そういうことじゃない。自制と理性がとれる奴が必ずしも安全とは限らない。つまり逆も然りだ。出会わなきゃ1番いいのだけど、暫く空いていた隣部屋に隣人が来たとなれば挨拶だとか言って顔を出してくるやもしれない。＿＿まあ、その時はその時でどうしようもならないから、そう考えてしまえば憂う必要もないのだけど。)
＿＿対策のしようがない。不気味だと思ったら叫ぶしかないからな。
(足を止めた爪先が示すのは、量産されたようにたくさん取り付けられた扉のうちのひとつ。見慣れた茶色い扉の隣に立つのは黒い扉で、想像せずとも分かる主にはあと息を吐いた。あとはもう彼女の警戒心に任せるしかない。＿＿あとは其奴が血が飲みたいと思えば誰彼構わず無礼者じゃいいのだけど、あまり期待はできなさそうだ。繋いだ手を離し、金色のノブに右手をかけた。)

（口にしてはやらないが、優しくされている自覚は正直ある＿これだけ悪態を吐いても殺すどころか部屋まで与えるもの好きは人間でも早々いないだろう。それに力で勝っていると分かったら嬲り殺しにする人間だっているのだから…その点ではまあ、優しいはずだ。不気味だと思ったら叫ぶしかない、しかし叫んだところで助けが来る保証はされていない＿怪物さんのいる部屋はどうやらこの黒い扉の向こうのようで、そちら側に壁ドンだけは絶対にしないようにしようと…頭の中でそんなくだらないことを考えた。離れた大きな手に少し不安になってしまったのは毒されているからだろうか、そんな考えを払拭するように頭を軽く振って開いた扉の先に目を向ける）
その…部屋、ありがとうございます。お借りします
（今更なような気もしたが口にしたお礼は一応本心からのものだ。隣に何が誰が住んでいようと寝床も逃げ場も無いよりはよっぽどマシだ。そっとギルの背後から離れると部屋の中へと踏み出し、きょろきょろと辺りを見回す。首を撫でるようにしてズレた首元に空気が触れて引き攣るような痛みが少しだけ身体を蝕んだ＿それにしたってどれだけ広いというのか、この屋敷は。この部屋を出たところで外に辿り着くまでにミイラになりかねない。一通り辺りを見終われば、満足したのか部屋の中心でギルを振り向き立ち止まって）

(/昨日はお越しいただきありがとうございました、と共に寝落ち失礼致しました…！
最初のご案内のあと新しい物語が紡げるのを楽しみにしております！)

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（ /こんばんは、昨日ぶりです！もし新規様優先でないようでしたらお相手していただきたく参上しました。場面ですが、もし主様の好みがあれば転換していただければと思います。お時間があればお相手よろしくお願い致します）

(/こんばんは、お越しいただきありがとうございます…！
是非お相手させていただきたいのですが、場面転換について少しお話させてくださいませ。

今後ですと、館をギルに案内させるかエデンに挨拶に向かわせるか他の吸血鬼がお話させていただくか…の3つを考えております。

案内をお選びになるようでしたら案内させたい場所等を指示いただければと思います。
無限に広がる館ですので、大抵の設備や施設が揃っていると考えて大丈夫です。

他2つは文字通りですのでお考えいただければと思います…！)

（ / 対応ありがとうございます！今後の展開、どれも素敵で捨て難いのですが折角なのでエデン様にご挨拶できたらなあ…と背後は思っております！）

(暖炉から少し歩いたところにある己の部屋の右隣が埋まった＿＿らしい。らしいというのは先程その人間を案内し終えたと言うギルが話を濁したからで、何となく含みを持つアイツの言い方がこうして今己を部屋に向かわせている。己の見立てが正しいなら、右隣が埋まるのは何十年ぶりに等しい。以前は挨拶に向かっただけで餌が逃げ出し、そこをライブに捕まったのだから目も当てられない。何故逃げられたのかは今でも分からないままだ。＿＿少し自己流にアレンジした挨拶をしただけなのに。その時を思い出して少しだけ口角が上がってしまうのは、逃げ出した理由が心の奥では分かっているということか。
もう歩き慣れた道を進み、そろそろ見飽きた黒の扉が目に入る。その隣＿＿正面から見れば左に位置する茶色の扉は特に変わったところはないようだけど、気配が変わったというかなんというか……端的に言えば血の匂いがする。)
＿＿こりゃあ、…久々に。
(疑問が推測に、推測が確信に、確信が確定に。書き換えられていく頭の中が妙にすっきりしている。口の中が湿った感覚。間違いなく楽しんでいる。左手をノブにかけ、捻った。開く感覚はない。「…鍵か、」低いトーンで飛び出た声に迷いはなかった。鍵がかかっているなら開けさせるだけで、諦めるという選択肢はない。数度再びガチャガチャとノブを鳴らして手を離し、トントンと扉をノックした。「おい」隣人には挨拶をしなくてはいけないというのは東洋のマナーらしい。そこから来た餌から教えてもらったことはまだ覚えているらしい。扉の中へ投げかけた言葉は相手に聞こえているだろうか分からないけれど、とりあえずもう一度ノックをした。)


(/ではエデンで挨拶に向かわせていただきます…！よろしくお願い致します。/蹴推奨)

（ギルが部屋を去った後、逃げることもなく部屋の中で血濡れたパーカーを脱ぎ、勝手に部屋にあったワイシャツを着ては首の傷の手当をしていた。自分でもわかるほどの血の匂い、手当もなしにいるのは危険だろうとガーゼを当ててテープで留めていれば響いた硬質な音。そちらを見れば数度がちゃがちゃと硬質な音がしたあと、聞き覚えのない声とノック音が響いた＿出ない方が良いのでは…なんてことを思ったが、それではこの部屋から一生出られやしないじゃないか。ガーゼもテープも床の上に転がしたまま、扉へ歩み寄っては鍵を外し扉を開けて）
＿…ドアノブが壊れたら困ります
（開口一番がこれだ。見上げれば薄い空を溶かしたような髪と目をした男がいた、ギルしか見たことのない自分にはもちろん相手が誰かはわからない。しかしここにいるということは、ギルの仲間か、もしくは自分と同じ境遇か…いやだとしたらこんなに正々堂々と扉を叩いたりはしないか。｢…ギル様のお知り合いの方ですか？｣一応確認をしたのは、これでそうだった場合早急に扉を閉めるべきだと本能が警鐘を鳴らしたからで）

(扉が開いたと同時に扉と部屋の間へ右足を挟み込んだ。これで扉を閉められてもつっかえの役割を果たしてくれる。＿＿己が吸血をする時によく使う手段だ。逃げられないように、逃がさないように。徹底的に。にこりというよりはにやりと言った表現が正しい笑みを浮かべ、お隣さんと目を合わせた。顔を見るからに東洋人だろう。彼女が呼ぶ名は紛れもなく知り合いの名、＿＿ギル様、趣味の悪い呼び方をさせているものだ。というか、彼女から漂う血の匂いが妙に生々しい。直近で吸血が行われたのかと首筋に目をやれば、手当をしたのであろう、ガーゼがあてられていた。なるほど大当たりだ。)
……勘の良い餌が来たモンだな。
(笑いが零れた。無駄に匂う血液が喉を刺激し、鼻腔をくすぐって仕方がない。「隣に餌が来たって堅物が言いやがったからなァ、挨拶に来てやった」言ってはいないけれど、言ったも同然だろう。壁に右手をつき、左手は茶色の扉に触れた。吸ってくれと言わんばかりの様子は求められているようで仕方なく、まだ出会ったばかりだというのに気持ちが昂る。＿＿挨拶は手短に済ますよりたっぷり時間をかけるタイプだ。もう痕がついていることは気に食わないけれど、血の味は大して変わらないから問題ない。人のモノに手を出すのもスリルがあって仕方がない。そんなことを考え、口角を緩めた。)

（目の前で揺れる大きな影、ふと視界の端でドアストッパーよろしく入り込んだ足に背中に冷や汗が伝う。嗚呼、これは開けない方が良かったのかもしれない。交わった視線となけなしの野生の勘というやつが逃げろと騒ぐ感覚＿お隣さん、その言葉に目を瞬いて数歩後ろへ。確かに、滲み出る威圧感と本能的に相手を押さえつけるような気配は怪物…いやもっと他に理由があるのかもしれない、知りたくはないけれど）
餌如きに挨拶だなんて、態々ありがとうございます＿怪物様
（名前は知らない。餌だとはっきりと口にされては…まるで図星をつかれ逆上する弱い奴らと同じかもしれないが少々棘のある言葉を返し距離を空けたまま相手の双眸を睨む。たった１つの出入口は塞がれて、逃げ場と言ったら部屋の中。ここでギルの名前を呼んだところで来るとは限らないし…どうしたものか。｢餌の部屋に踏み込む趣味はありませんよね…？高い靴で泥に踏み入るようなものですし｣揶揄するような言葉でそれ以上近寄るなと告げてはまた数歩下がる。ギルとはまた別の意味で、この人に無闇に近付くのは危険だと冷えた指先が告げていた）

＿＿あ？
(確かに告げられたのは、自分を呼んだらしい呼び名＿＿に聞こえなくもない単語。様付けでどうにかなる呼び名でもなく、侮辱されたと考えてもおかしくない名前だった。浮かべた笑みは消え去り、ただ眉間にシワを作る。飛び出たのは舌打ちだった。「…めんどくせェ奴連れて来ンじゃねェっての、」こちらを睨む瞳が腹ただしくて、後ずさる彼女を追うように数歩踏み出しては壁についていた手で彼女の鼻を思い切りつまんだ。優しい己はぐりぐりと鼻を捻りながら彼女の言葉にも答えてやることにする。)
ンなモン取り替えりゃ問題ねーだろ。
(好き好んで泥遊びをする趣味は彼女の言う通りないけれど、泥の先に目的のモノがあれば踏み込むくらいはする。靴なんてものはどうせ消耗品だし1つに構う必要なんてないだろう。＿＿餌と分かり合えるのは遠い未来らしいと、そんな会話が確かに告げている。…とりあえずその気色悪い呼び名は正した方が良く、名なんてあまり教えたくはないが教えるのが得策だということは分かる。「あとな、オレ様はエデンだ。覚えとけクソガキ」鼻をつまんだ手にぐぐと力を込めながら刻むように言った。＿＿確か、ギルだったかビビだったかが言っていたような気がする。己の名の意味は、「てめェらのとこじゃ楽園って意味らしいな、」目を細めてそう口にし。)

（舌打ちにびくりと肩が揺れる、だってそう教わったのだから仕方がないだろう＿そんな言い訳をする前に詰められた距離と摘まれた鼻に開いた口から｢い゛｣だとか｢あ゛｣なんて濁った声が漏れた。咄嗟に離せと伸ばした両手で相手の手首を掴む。ああもう思考まで贅沢だ、そんなことを必死に口から酸素を取り入れながら頭の片隅で思う。告げられた名前にこんな地獄の化身みたいな男が楽園でたまるか…クソガキはどっちだこの怪物、と内心悪態を吐きながら、必死に言葉を紡ぐ。目の前の水色が余裕そうに揺れるのが何よりも悔しい）
っ、エデン、様＿エデン様、離して、くださ
（睨んでいる筈の相手の双眸がぼやぼやと滲みだし、初めて自分の目に涙が浮かんでいるのだと自覚する。とんだ挨拶なものだ、痛みを持って名前を教えこまれるハメになるなんて。大層な趣味をお持ちで、ギル様と続いて＿いや、同じくらい悪趣味ですね、だなんて口に出来るような余裕は今は無く、ただ痛みから逃れるために縋るように名前を呼ぶ。口から漏れる無様な引き攣った呼吸音と相手の名前と、飲み下す余裕の無かった涎が口端をなぞって目尻からの水と共に落ちる。最悪だ、初対面の、しかも今のところ良い印象の無い相手にこんな醜態を晒すはめになるなんて、ついてない。客観的に自分の姿を見下ろして、惨めな姿に内心呆れ果てた）

(/お相手中失礼致します。
そろそろ眠気が限界のため眠ろうかと考えております…！

遅レスで申し訳ないのですが連日のお相手感謝しております。
またお時間が合えばぜひお相手したいと考えているので、是非お越しくださればと思います…！)

（ / 背後から失礼します！こちらこそ、連日のお相手ありがとうございます。
またお時間のある時にお相手して頂けたら嬉しいです、おやすみなさいませ！）

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＞3 >149 提供吸血鬼

（ /こんばんは、連日お相手をしていただいているので気が向いたら…程度の認識で構いません！一応続きからのお相手を希望させていただきます。）

(/気付かずすみません…！
またお時間のある時にお越しください！)






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＞3 >149 提供吸血鬼

（ / いえいえ、遅い時間に訪問したので申し訳なかったです！もし新規様優先で無ければお相手をお願いします…本当に連日で申し訳ないので、またの機会の方が良ければそうしますので！）

［ 名前 ］ヴィヴィアン・ベティ
［ 性別 ］女性
［ 年齢 ］17
［ 性格 ］凛とし折れることの無い気丈さを持つ性格、少々お転婆気味で我を想わない大胆で突飛な行動に出がちなのが偶に傷。大胆不敵、気丈で自信家と女性にしては強く己を確りと持った性分で少々口が悪いのが短所。自らがリードをしたい勝気なせいか、従う事が苦手で大人しくすると言うのが苦手。駄目だと言われた事に敢えて手を出しに行きたがる怖いもの知らずなチャレンジャー。明るく元気、風の子と言った様子で考えている事が喜怒哀楽として表情に確りと現れる感情表現が豊かなのが特徴的。正義感が強いが現状も弁える、時に強かで女狐のように裏を掻く策士。サバサバとした性分で無自覚の姉御肌、確り者と言うべきかちゃっかり者と言うべきか、常に自信に溢れる対応が多く面倒臭い事が苦手な大雑把。生粋の体育会系で細かい事が不得意、露出過多な服装や己の魅力をわかっているような自己愛に近い態度を取る癖に初心であり、女性扱いに弱く照れ屋。人並みに女の子らしいことに興味も有るし好奇心も旺盛だが、人前では手を出せない。馬鹿正直な絵に描いた素直であり、明朗快活と根に持つことの無いわんこ気質。一途であり一度好きになると揺らぐことなく思いを寄せる乙女な面も有ると同時に、恋愛面においては羞恥が勝り照れてしまうと天邪鬼を発動するデレツンでもある。
［ 容姿 ］金色の癖毛、腰に掛かる程の長髪を気分で結ぶ。金色の髪には差し色のようにネオンピンクのエクステを付けており、中にはラメ入りの物もあるようで角度によってキラキラと光る。意思の強さの見える凛とした紫色の瞳は西洋人形の様で睫毛がバチバチとした猫のような形。もちもちっとした肌ですこしふっくらとした体形。その分胸も大きく抱き心地が良い。黒色のキャミソールとジーンズ生地のホットパンツ、動きやすさ重視のスニーカー。赤みの強いリップを塗る事が多く、人並みのティーンエイジャーとして化粧もそれなりに。爪の先にはネオンピンクのネイルを忘れずに。臍に一つ、耳に数種類、舌に一つと多くのピアスと、首の裏に蝶々のタトゥーを入れている。背丈は168cmと女性としては高めだが西洋人としては特別高いと言う訳でも無く、色白すぎる事も無く健康的な肌色をしている。時に女であることを上手に武器にする為、または己が可愛いと本気で思っているからこそその魅力を最大限に出す為の自己管理を怠る事無く体型はこれ以上太る事が無いよう徹底としている。キラキラとした装飾品を好んでおり、いくつかのアクセサリーを纏っており、首にはピンクゴールドの蝶のネックレス、手首にはゴールドのシンプルな細身のリングブレスレットを数種類、歩くたびに何かしらがちゃりんと音を鳴らす為鈴替わり。
［ 備考 ］一人称は「私」「ヴィヴィ/ヴィヴィちゃん」、スクールに通うも素行は余り良いとは言えず休みがちの生活。授業を受けるよりも夜通し馬鹿騒ぎしている方が良いと言う始末でティーンエイジャーらしく安い悪に手を染めている。煙草を吸ってカクテルを飲み、ミュージックに合わせて踊る。それだけが囲われた箱庭。その癖、人を傷つけたりドラッグに手を染める事が無かったのは持ち前の正義感からだと言える。手先が器用でちょっとしたマジックが出来るのが特技。ムスクと柑橘の合さった爽やかな香りの香水を身に纏う。
［ ロルテ ］＿＿うえ、……嘘ッ！？(むにゃむにゃ、と警戒心の欠片も無い無防備な寝顔を晒しすぴーすぴーと寝息を立てていたのが数分前、暢気にもう食べられないとでも言った至福の表情で口元をむにゃむにゃ動かし微睡む瞳をぼんやりと開く。牧の燃える匂いがした、木の燃える温かく自然的な匂いに釣られ重たい瞼を開きつつゆらゆらと揺れる火の動きを眺めていれば次第に意識が鮮明となり。己の生活範囲の中で牧の燃える暖炉など無い、堪らず口を突いた戸惑いの声が早いかガバッと起き上がるのが早いか、自らが服を着ている事を確認すると一先ずは最悪の事態ではないらしいと言う事を確認し目一杯に吸い込んだ酸素をふーと長く長く吐き出して。ぺたん、と所謂女の子座りで周囲をキョロキョロと見渡せば「何処だぁ、ココ。＿＿＿ヴィヴィちゃん可愛いから誘拐されちった？」最初こそ神妙に戸惑うような声を上げてみるが、清々しい程情報が無ければ面白くなってしまう。きゃはー♡とおどける笑い声を業とらしく照れ照れと照れた様子で上げて見せて"よいせっ"と掛け声とともに立ち上がれば「見知らぬ場所なら探検してみるっきゃ無いかなっ」に、と口角を吊り上げ不敵な笑みと共に大人しく出来ない悪癖のまま探索に出ようとして)


(/以前より興味を持っており、素敵なトピックだと拝見しておりました…!ついに我慢できずお声掛けをさせて頂きます。好みを詰め込んでしまった娘の為、この時点で相性が合わないとの事でしたら遠慮なくお伝えくださいませ！不備など有ればどうぞお願い致します。)