あにまる　すくーる　！　（　動物擬人化／戦闘／途中参加歓迎　）

　　　　　　　　世界観



はじまりはアメリカニューヨーク州にて尾の生えた赤子が生まれたというニュースだった。そのニュースは瞬く間に広まり各地でその突然変異は確認され、いつしか異常は普通になっていった。

とある科学者はこの変異を『アニマル化』と名付け、今では世界人口の約9割は『アニマル化』された人達。そしてそのアニマル特有の特殊な能力まで現れだした人達もいた。

だが同時に能力を悪用する人も現れ現代社会は犯罪によって衰退する運命かと思われていた矢先、とある職業が脚光を浴びた。

『ヒーロー』、それは能力を悪用する敵（ｴﾅﾐｰ）を能力によって取り締まり人々を護る存在。『ヒーロー』は人々から讃えられいつしか人々の精神的主柱となっていった。

そして誰もが讃える『ヒーロー』に憧れる少年誌達が必ず目指す場所がある。

『国立冥王高校ヒーロー科』。日本最難関にして一番人気のヒーロー育成に特化した高校だ。生徒達は能力によって分けられた寮にはいり、通常強化はもちろんのこと、ヒーロー基礎学や救助訓練などヒーローには欠かせない能力の向上なども学習する。英雄と称されてきた数々のヒーロー達はこの高校を卒業し今尚脚光を浴び続けている。

これはヒーロー科に入学し夢へと突き進む少年少女達の成長物語。





　　　　　　　　用語



□　アニマル化
アメリカニューヨーク州で始めて確認された。人の体にアニマルの特徴や特殊な能力まで現れた。（　ウサギなら大きな耳、猫なら長い爪　／　コウモリの超音波やチーターの超俊足など　）

■　ヒーロー
能力や個々の特徴を生かし敵（ｴﾅﾐｰ）を退治する人気職業。法社会的な地位を確立しており位置的には警察の下部組織として事務所を開き活動。報酬は歩合制。ヒーローは自身との連携ができる相棒を事務所に数多く従えており有名事務所の相棒からプロヒーローになることもざら。

□　国立冥王高等学校
ヒーロー育成に特化しており数多くのプロヒーローを排出した日本最難関でヒーローの登竜門と称されている高校。ヒーロー科は一学年に３クラス、A組B組C組とある。広大な敷地面積に戦闘訓練をする第一体育館、救助訓練をする様々な災害に対応した第二体育館、生徒達の自主訓練用の第三体育館、集会などを開く第四体育館まである。どんな異型でも通れるよう大きな扉に大学のような広々とした教室。毎日おいしい食事が出来る食堂。校舎を巡るのに丸１日かかるとか。生徒達は全寮制で能力によって分かれた後さらに男女別で分かれた二人一部屋。地下付きでキッチンに大浴場、洗濯場、応接間、共有スペースとある。

攻撃型の能力を持った生徒達の入る「月寮」。肉食獣のアニマル生徒が多く日々騒がしい声が響く。

防御型の能力を持った生徒達のはいる「星寮」。回復型の能力を持った生徒達も入寮しており草食系のアニマル生徒が多い。比較的大人しい。

月に一度ほど寮対抗の試合が開催されたり体育祭では２つの寮の生徒達を織り交ぜたチームでの試合もある。

■　敵（ｴﾅﾐｰ）
能力を悪用し犯罪に手を染めたアニマルの総称。